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登録日:2017/07/26 Wed 18 32 25 更新日:2023/04/21 Fri 02 48 29NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 DC You DCコミックス Earth-0 New 52 Prime Earth アメコミ グレッグ・カプロ ショーン・マーフィー ジェームス・タイニンⅣ ジェームズ・ゴードン スコット・スナイダー デューク・トーマス バットマン バットマン ブルーム ポストフラッシュポイント ミスター・ブルーム ヤニック・パケット 『Batman Bloom』は2015年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。 + 作品情報 『Batman Vol.2』#46~#50 発売 2015年11月から 脚本 スコット・スナイダー、ジェームス・タイニンⅣ(#49) 作画 グレッグ・カプロ(#46~#48、#50)、ヤニック・パケット(#49~#50) 『Detective Comics Vol.2』#27 発売 2014年1月 脚本 スコット・スナイダー 作画 ショーン・マーフィー 日本では2017年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が発売されている。 スコット・スナイダーとグレッグ・カプロの描くバットマン・サーガ第2部の第2巻。 ジェームズ・ゴードン扮する新バットマンとミスター・ブルームの戦いの決着とブルース・ウェインのバットマンの復活が描かれる。 ミスター・ブルームとの戦いを通じてゴッサムの一般市民と上流階級や権力者との対立を浮き彫りにしており、 その問題をバットマンの復活を通して答えを出そうとしてる。 バットマンの復活にはかなり前から構想が練られておりその1つとして『Detective Comics Vol.2』#27が収録された。 本作を最後に『New 52』のバットマンの戦いは終わりエピローグの2話を挟んで『DC Rebirth』の新たな物語が始まることとなった 『Batman Vol.2』#46~#50 『Detective Comics Vol.2』#27 『Batman Vol.2』#46~#50 【物語】 記者会見の場でミスター・ブルームからジェリの命を救い彼の危険性を証明したゴードン。 総攻撃を仕掛けようとするジェリに経験からその危険性を指摘したゴードンは、単独でミスター・ブルームに挑み捕らえることに成功する。 しかし移送中に大量のミスター・ブルームに襲われ捕まってしまい、ミスター・ブルームは自らの目的を語りだす。 ゴッサムが混乱に陥る中、ブルースは記憶を取り戻すことを決意しウェイン邸の扉を開ける。 【登場人物】 バットマン(ジェームズ・ゴードン) 元ゴッサム市警本部長で新たなバットマン。記者会見の場でクビを言い渡されるはずだったがその場に現れたミスター・ブルームを撃退する。 総攻撃の危険性や戦争状態になる恐れを考慮し単独でミスター・ブルームに挑み、『ロボバットバニー』を犠牲にしながら勝利する。 『バットトラック』でミスター・ブルームを移送中にゴードンにかつて逮捕されたギャングたちがミスター・ブルームとなって襲撃し、 逆に捕らわれ身となり彼らの目的を聞かされながら街が破壊される様を見せられてしまう。 ロボバットバニー パワーズ社が警察からの依頼でウェイン産業を買収し得た技術から開発した『バットスーツ』。 様々な外見・機能を持つ兄弟機が量産されており、ゆくゆくは全ての街でその街のヒーローを模したスーツが開発される予定。 ミスター・ブルームの電磁波を遮断する装置を組み込みゴードンと共に挑むが、乗っ取られゴードンを攻撃してしまう。 ゴードンの機転で破壊されてしまうが遮断装置が機能し勝利に貢献した。 ブルース・ウェイン かつてバットマンとして活躍したゴッサムの大富豪。全ての記憶を失い学友のジェリーと共に児童館で働いている。ジェリーと結婚の約束をした。 ゴードンから預かったミスター・ブルームの種が無くなっていることに気付き、失われたはずの探偵能力でデュークを発見し彼を救出する。 その際デュークから自分が何者かを指摘され蝙蝠の幻覚を見たことで、自分がバットマンである可能性に気付き 公園のベンチで悩んでいると謎の男に話しかけられる。思わせぶりな言動を繰り返す男と問答していると街で爆発が起き児童館に戻る。 そこで子供の1人がミスター・ブルームの種を使用したことで、記憶を取り戻しバットマンに戻ることを決めウェイン邸に向かう。 止めようとするアルフレッドを押しのけバットマンの記憶を植え付ける装置を起動し様々なバットマンの死を経験する。 しかし決め手に欠け体力を消耗していくだけだったが、脳死の状態まで追い込んでから装置を最高出力まで使用するようアルフレッドに頼む。 ≪ヴィラン≫ ミスター・ブルーム 花のマークがついた覆面をつけ異常に細長い体を持つ謎の人物。銃で撃っても死なず指を鋭く伸ばし攻撃する。 体に植え付けることで特殊能力を発揮する種を裏社会にばらまいている。 ジェリの記者会見場を襲撃しゴッサムの名士たちを殺していくがゴードンに防がれ撤退する。 追って現れたゴードンを『ロボバットバニー』を操るなどして追い詰めるが種の機能を遮断する装置を使われ敗北する。 しかし移送中に種を植え付けていたギャングに救出され巨大化しゴードンを捕らえる。 そして自分の正体が街に尽くしながら無縁墓地に埋められた人間だと語り、街中にばらまいた1000個の種を使うことで 自立したバットマンのような存在になり搾取するだけの上流社会に対抗し自分の意思を貫くよう市民に呼び掛ける。 ペンギン(オズワルド・コブルポット)、ベントリロクイスト(アーノルド・ウェスカー)、ブラックマスク(ロマン・シオニス)、グレート・ホワイト・シャーク(ウォーレン・ホワイト) ゴッサムで活動するギャングのボスたち。ミスター・ブルームの情報を追いペンギンのレストラン『アイスバーグラウンジ』に現れた デュークを追い詰めるが逃げられてしまう。 ≪バットマン計画関係者≫ ジェリ・パワーズ パワーズ社のCEOでバットマン計画の責任者。ゴードンに首を言い渡していたが記者会見の場で命を救われる。 ミスター・ブルームを総攻撃で倒そうとするがゴードンの意見を飲み彼に任せる。 ミスター・ブルームが街で暴れ始めると量産化した『ロボバットバニー』を出撃させる。 ジュリア・ペリー(ジュリア・ペニーワース) イギリス陸軍の特殊部隊に所属しているアルフレッドの娘でバットマン計画のオペレーター。 ゴードンを通信でサポートしミスター・ブルーム確保に貢献する。 ダリル・グティエレス バットマン計画のオペレーター。デュークの友人で色々無茶をする彼を心配している。 ミスター・ブルームを移送する『バットトラック』の運転を担当する。 ≪その他≫ 男 公園のベンチで思い悩むブルースの隣に座った男。ジョーカーを思わせる服装をしており悪趣味なジョークを織り交ぜた思わせぶりな話し方をする。 ブルース同様バットマンとジョーカーの戦いで全てを失い銃による自殺も考えたが現在は肉屋で働いているらしい。 ブルースに過去に戻るなと言い動揺させるが、今の小さな問題に目を向けるブルースのままウェイン社に目の前の湖を頼んでほしいという意味だった。 そしてブルースからウェイン社に戻っても良い結果に結びつくとは限らないと言われ人生をはかなみ自殺しかけるが、 街の爆発を聞いて止め姿を消してしまう。 アルフレッド・ペニーワース ウェイン家に仕える執事。ミスター・ブルームによってゴッサムが混沌に陥る中、バットマンになるために現れたブルースを拒否しようとする。 押し入って来たブルースに装置を破壊したことを告げるがバックアップシステム『アルフレッド』によって復旧されてしまう。 そして完全にバットマンが復活するにはブルースを一旦脳死にする必要があると言われ拒否するがそこにジュリーが現れてしまう。 ジュリー・マディソン ブルースの学生時代の友人で共に児童館を運営する。父がブルースの両親を殺したジョー・チルに銃を売ったこと悩んでいたが、 受け入れてもらい結婚についても真剣になり始める。その後、児童の1人がミスター・ブルームの種を使うが何とか切り抜ける。 そしてブルースの後を追いウェイン邸に行きアルフレッドに代わりバットマンを生み出すためにブルースを殺す役目を引き受ける。 ロビン(デューク・トーマス) 『バットマン ゼロイヤー』でバットマンの命を救った少年。ダリルとは友人。現在はジュリーの児童館で世話になりながら、 街の少年たちと『ウィ・アー・ロビン』として活動したり『エンドゲーム』で姿を消した両親を探している。 ミスター・ブルームの種からペンギンにたどり着きアイスバーグラウンジに侵入する。 そこである証拠を手に入れペンギンをはじめとするギャングのボスからブルースの手助けもあって逃げ切る。 その際にブルースにかつての自分を取り戻すよう呼びかけバットマン復活のきっかけとなった。 マギー・ソーヤー ゴッサム市警新本部長。ミスター・ブルームの対処をゴードンに任せる。 『Detective Comics Vol.2』#27 『Detective Comics Vol.2』がバットマンが初登場した『Detective Comics Vol.1』#27と同じ号数になったことを記念して、 『Detective Comics Vol.2』#27にはバットマンに関わって来た様々な作家陣が記念作品を描いた。 本作はその内の一遍で『バットマン ブルーム』で描かれたバットマン復活に関わる装置が登場する。 【物語】 父の胸像に向かい犯罪と戦うために『蝙蝠』となることを誓ったブルース・ウェインだったが気づくと謎の洞窟の中にいた。 そしてそこにいた老人から衝撃の事実を聞かされる。 【登場人物】 ブルース・ウェイン 両親を殺されたゴッサムの大富豪。犯罪と戦うために修行を重ねるも何かが足りず結果を残せずにいたが、 父の胸像に悩みを話した際に天啓を受け『蝙蝠』になることを誓った。しかし気づくと様々なモニュメントや機械のある洞窟にいた。 その正体はバットマンになるために重要な記憶を植え付けられたブルース・ウェインのクローン。 犯罪と戦うのに限界があると考えた初代バットマンは、自身のクローンを作り記憶を植え付けることでバットマンを永遠のものにしていた。 そのことを老人に教えられた彼は動揺し出ていこうとするが……。 老人 洞窟で目覚めたブルースの前に現れた老人。彼もまたブルースのクローンで次世代のバットマンとなるブルースにバットマンという存在について教える。 バットマン・ヴィラン 様々な世代でバットマンと戦ってきたヴィランたち。その世代独特のものや過去のヴィランに似た存在など様々居る。 ジョーカーもまた永遠の存在らしい。 スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル) メトロポリスを守る鋼鉄の男。彼もまた生き続けており犯罪と戦い続けている。『キングダム・カム』を思わせる外見をしている。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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今日 - 合計 - バットマンフォーエヴァーの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時43分10秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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登録日:2015/11/28 Sat 16 21 35 更新日:2023/02/06 Mon 06 32 49NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 DCコミックス アメコミ エルスワールド ジョーカー ダスティン・グウェン ダミアン・ウェイン デレク・フライドルフス バットマン バットマン リル・ゴッサム ロビン 祝日 『Batman Li'l Gotham』は2012年からDCコミックスから出版されたアメコミ作品。 + 作品情報 『Batman Li'l Gotham』#1~#24 発売 デジタル版2012年10月から、コミック版2013年4月から 脚本 ダスティン・グウェン、デレク・フライドルフス 作画 ダスティン・グウェン 日本では2015年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が全2巻で発売されている。 普段ダークな作品が多いバットマンの作品としては珍しく明るくコミカルな作品。 絵のタッチも絵本のように柔らかく登場人物の外見も日本のチビキャラのように描かれている。 基本的に1話完結形式でその月にまつわる内容になっている。 設定が大幅に変わった『New 52』以降の作品だが登場人物の設定はそれ以前のものが多い。 また作者の2人がポール・ディニと組んだことのあるからかポール・ディニの生み出したキャラクターが多く登場している。 【物語】 #1ハロウィン ハロウィンにパトロールに出かけたバットマンとロビンだったが、ロビンはハロウィンを知らなかったため好き勝手ふるまう。 その後とあるレストランに訪れるとヴィランたちがパーティを行っていた。果たしてバットマンとロビンの運命は。 #2感謝祭 ゴッサムでは感謝祭のパレードが行われていた。しかしそこに七面鳥の恨みを晴らすためペンギンが現れた。 バットマンとロビンはペンギンを止めるために出動する。 #3クリスマス ゴッサムの恒例のクリスマスツリーの点灯式が行われていたが聖歌隊の子供たちが行方不明になっていた。 バットマンとナイトウィングは子供たちを誘拐した犯人ミスター・フリーズと対峙する。しかしフリーズにはある理由があった。 #4大みそか ヴィランを辞めるという約束をバットマンとしたキャットウーマン。 そんな彼女の元にハーレイ・クインとポイズン・アイビーがやってきて革命に誘われる。最初は乗り気じゃなかったキャットウーマンだったが……。 #5バレンタインデー ハーレイのアタックにうんざりしたジョーカーはふらりとアイビーの元に立ち寄る。 そこで媚薬がついてしまったジョーカーは様々な女性ヒーローと女性ヴィランに追われることとなってしまった。 #6旧正月 ダミアンはアルフレッドに連れられ中華街でカタナと修行することとなった。しかし道場に泥棒が入り『翡翠の蛇剣』が盗まれていることを知る。 ダミアンはカタナと共に『翡翠の蛇剣』の捜索を開始する。 #7聖パトリックの祝日 ゴッサムで聖パトリック祭が行われていたその時、盗難事件が立て続けに発生する。 バットマンも駆け付け捜査を開始するがなぜかそこには必ず犯人を示す証拠が残されていた。この事件の真犯人とは? #8イースター マッドハッターから宣戦布告を受けたバットマンとロビンはその誘いに乗るが捕まってしまう。 口を滑らしたマッドハッターから公園に爆弾があることを知ったバットマンはロビンを公園に向かわせた。 #9“4月の雨が5月の花を咲かせる”(西洋のことわざ) 『アーカム・アサイラム』から出所したフリーズはゴッサムの人々の優しさに触れ感動する。 そこでフリーズはゴッサムを凍りつかせ美しいまま保存しようとする。 #10シンコ・デ・マヨ ベインの密輸の証拠をつかみにストリートレースに向かったダミアン、コリン、ティム、カタナの4人。 ベインとの接触に成功した4人はベインのアジトに向かう。一方バットマンやナイトウィングはそれぞれのシンコ・デ・マヨを過ごしていた。 #11母の日 コリンと出会ったダミアンは養護施設育ちの彼のために母親を探すことを提案する。 バットマンがいないことをいいことに勝手に『バットケイブ』のコンピューターを使い母親探しを開始する。 #12父の日 ゴードンと2人きりで食事に出かけたバーバラだったがそこでラーズ親子と相席になってしまう。 一方ウェイン邸ではバットファミリーの男性陣がアルフレッドのために食事を作ろうとするが……。 #13水無月 バットマンはアクアマンの頼みで東京湾に向かうとそこには大怪獣が待っていた。バットマンはオラクルに巨大ロボット『バタリオン』の出撃を要請する。 #14独立記念日 ジョーカーは『アーカム・アサイラム』からの独立を祝うために様々なヴィランを集めた。 ジョーカーはそのヴィランたちに集めさせた花火で盛大に祝おうとするがバットマンが立ちはだかる。 #15バカンス ブルースは毎日働きづめの体を心配され、アルフレッドにセリーナと共にバカンスへ行かされてしまう。 ゆっくり休暇を楽しむブルースだったが、そんな彼の前にどこで見たような海賊が現れる。 #16バードウォッチング ブルースが休暇を取っていた間、ダミアンは鳥に関するヒーローを集めてチームを結成した。 ちょうどその時、銀行強盗が発生しペンギンの誕生日会が行われていることを知ったチームの面々は早速活動を開始するのだった。 #17コミコン クレイフェイスを追っていたバットマンとロビンだったが、クレイフェイスはゴッサムで開かれていたコミコンの会場に逃げ込んでしまう。 そこで2人は手分けしてクレイフェイスを探し始めるがコミコンの雰囲気に振り回されてしまう。 #18労働者の日 ヴィラン御用達の大工カーペンターは休日を利用して飼い犬の小屋を作ろうとする。しかしそんな日に限ってヴィランたちから依頼が殺到してしまう。 #19落ち葉の季節 様々な季節で植物と戯れるアイビーだがどうしても秋にはやる気を失ってしまう。 そんな彼女を見かねたハーレイはキャットウーマンとジョーカーと協力して彼女を元気づけようとする。 #20怖い話 ある日ダミアンはアルフレッドが何か重そうなものを運ぶ姿を目撃する。 それが死体だと思ったダミアンはティムやカタナに相談してそれぞれの考えを話していく。 #21諸聖人の日 久しぶりにタリアの元に行くことになったダミアンはブルースと共に『バットウィング』に乗り込む。しかし途中で墜落してしまい砂漠を歩きまわることに。 ようやく『リーグ・オブ・アサシンズ』の隠れ家にたどり着いたがそこで待っていたもは……。 #22サマータイム 時間を操るクロックキングの力によってゴッサムの時間が奪われてしまう。 しかしバットマンに抜かりはなくあらかじめ用意していた装置から様々な世界のバットマンを召喚する。 #23サンドイッチの日 ペットの七面鳥ジェリーが行方不明になって元気のないダミアン。彼を元気づけるためにハンバーガーショップに立ち寄ったバットマンだったが、 ドライブスルーから鳥の鳴き声が聞こえてダミアンが走り出してしまう。 そしてハンバーガーショップで待っていたのはジェリーとヴィランのコンディメント・キングだった。 #24クリスマス ウェイン邸に置いてある大量のプレゼントをクリスマス前に入手しようとするダミアンだったがアルフレッドに阻止されてしまう。 そしてダミアンはアルフレッドからアルバムを片手に思い出話を聞かされるのだった。 【主な登場人物】 バットマン(ブルース・ウェイン) ご存知ダークナイトでこの作品主人公。 レギュラーシリーズとあまり性格は変わっておらずいつも通り真面目に問題を解決していく。 ロビン(ダミアン・ウェイン) ブルースとタリアの息子でこの作品のもう1人の主人公。 いつも通りの生意気っぷりだが、サブカルに妙に詳しかったり友人や家族の前で素直になるなど子供らしい姿も見せる。 カタナに気があるらしい。 アルフレッド・ペニーワース ウェイン家に仕える執事。 作者的にいじりやすいのか『グリーン・ホーネット』のカトーのような過去を持っていたり怖い話の題材にされたりする。 ナイトウィング(ディック・グレイソン) 初代ロビンでバーバラの恋人。 ダミアンとコンビを組んだことがあるからか彼と仲がいい。 レッドフード(ジェイソン・トッド) 2代目ロビンで現在は赤い仮面を被った私刑人。 レギュラーシリーズと異なり他の『バットファミリー』とも仲が良くダミアン達をからかうことも。 レッドロビン(ティム・ドレイク) 3代目ロビンで若年ヒーローチーム『ティーン・タイタンズ』の一員。 レギュラーシリーズではダミアンに強烈な嫌味を言われることが多いが、この作品ではそんな事はなく年の近い兄弟のような関係。 オラクル(バーバラ・ゴードン) 初代バットガールで現在は車椅子生活ながらヒーローたちのサポートをしている。 バットマンと同様にレギュラーシリーズとあまり変わらないがディックの前では少女のように明るい顔を見せている。 キャットウーマン(セリーナ・カイル) 猫のようなコスチュームをした女盗賊。 バットマンとはプライベートでも付き合う仲でヒーローともヴィランとも言える存在。 カタナ その名の通り刀を使って戦うヒーロー。ちなみに日本刀ではなく中華刀。 ティムに近い年齢で描かれている。『バットファミリー』と仲が良くダミアンと良く絡む。 アビューズ(コリン・ウィルクス) 養護施設育ちのダミアンの友人の少年。『ヴェノム』の力で巨漢に変身する。 アクアマン アトランティスの王で『ジャスティス・リーグ』の一員。海洋生物と話す力を持つ。 東京湾に現れた生物には通じずバットマンに協力を求める。 ホーク ダブ、バーズオブプレイ(ハントレス、ブラックキャナリー、レディ・ブラックホーク)、バットウーマン ダミアンに誘われた鳥に関係するヒーローたち(バットウーマンは鳥じゃないけど)。 ハントレスは他の話でも登場する。 ジェームズ・ゴードン ゴッサムシティ警察の本部長でバットマンの良き理解者。 ジェリー ダミアンが拾った七面鳥。 ちなみにレギュラーシリーズでダミアンは犬、猫そして牛をペットにしている。 ダスティン・グウェン、デレク・フライドルフス この作品の作者コンビ。#17のコミコンでバットマンと出会う。 ≪主なヴィラン≫ ジョーカー ご存知犯罪界の道化王子。 この作品では周りに振り回されることが多くオチ扱いになることも。 ハーレイ・クイン ジョーカーの相棒。キャットウーマンやポイズン・アイビーとも仲がいい。 ジョーカーへの彼女の愛は恋する乙女そのもの。 ペンギン ゴッサムの裏社会を取り仕切るギャング。 かわいいペンギン部下にしている。 ミスター・フリーズ 超低温の中でしか生きることができない科学者。 この作品では優しい狂気の持ち主として描かれている。 ポイズン・アイビー 植物をこよなく愛するエコテロリスト。植物のためならどんなことでもする。 時にかわいらしく時に美しいまさにこの作品の花。 マッドハッター 自分を不思議の国のアリスの帽子屋に見立てる小男。 この作品では『ワンダーランド・ギャング』という彼と同じく不思議の国のアリスのキャラクターをモチーフにしたヴィランを部下にしている。 ベイン 力と知性を兼ね備え強化薬『ヴェノム』も使うヴィラン。 この作品では気のいいあんちゃんのような性格。 タリア・アル・グール ダミアンの母親で『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領ラーズの娘。 レギュラーシリーズではバットファミリーの命を狙っているがこの作品では比較的良好な関係。 カーペンター ヴィラン専門の女性大工。キャットウーマンたちと仲がいい。 クロック・キング 時間にこだわりを持つ自称時の支配者。 時間を止める装置を使ってバットマンも止めてみせた。 コンディメント・キング 調味料を武器に戦うマイナーヴィラン。 11月の最大の記念日は感謝祭ではなくサンドイッチの日だと主張しハンバーガーショップを占拠した。 食べ物を題材にしたヴィランを部下にしている。 追記・修正の日 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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登録日:2016/08/11 Thu 16 50 37 更新日:2023/01/29 Sun 17 50 15NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 DCコミックス New Earth アメコミ キャットウーマン ジェフ・ローブ ジム・リー ハッシュ ハントレス バットマン バットマン ハッシュ プレフラッシュポイント ポストクライシス 『Batman Hush』は2002年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。 + 作品情報 『Batman Vol.1』#608~#619 発売 2002年12月から 脚本 ジェフ・ローブ 作画 ジム・リー 日本では2004年にJIVEから邦訳本が全2巻で、2013年に小学館集英社プロダクションからインタビューなどを加えた完全版が発売されている。 ジェフ・ローブが書いた『バットマン ロング・ハロウィーン』や『バットマン ダークビクトリー』のように 正体不明の敵を軸に様々な登場人物が飛び交う作品。 その2作がミステリーを重視しているのに対し本作は娯楽性を重視している。 またもう一つの軸としてバットマンとキャットウーマンの恋愛模様が描かれている。 『X-MEN』で人気を博したジム・リーが久々にアーティストとして復帰したこともあり、本作は毎号大ヒットを記録した。 【物語】 ある夜、キラークロックによって誘拐された少年を救出したバットマンの前にキャットウーマンが現れる。 彼女を追跡している最中、バットマンは何者かにバットロープを切断され重傷を負ってしまう。 友人たちの力を借りて一命を取りとめたバットマンはこの事件の裏に潜む敵対者を突き止めようと捜査を開始する。 【登場人物】 バットマン(ブルース・ウェイン) ゴッサムを守る闇の騎士。謎の男が差し向ける様々なヴィランに立ち向かう。 その一方でキャットウーマンに正体を明かし彼女と共に歩もうとする。 キャットウーマン(セリーナ・カイル) 猫のようなコスチュームに身を包んだ女盗賊。人に命令されることを嫌う。 ポイズン・アイビーに操られ誘拐事件を手伝わされる。その仕返しをするためにバットマンに協力していく内に 距離を縮め、彼から正体を明かされる仲にまでなる。 ≪バットファミリー≫ オラクル(バーバラ・ゴードン) ジェームズ・ゴードンの娘で元バットガール。『バットマン キリングジョーク』で脊椎を損傷して以来、 車椅子生活になるも豊富なIT技術と情報網でヒーローのサポートを行っている。 アルフレッド・ペニーワース ウェイン家に仕える執事。キャットウーマンを受け入れ彼女にブルースのサポートを頼む。 ナイトウィング(ディック・グレイソン) 初代ロビンで現在は独立し活動している。ブルースの良き理解者でジョーカーを殺しかけた彼を慰め、 キャットウーマンとの関係を後押ししている。その後、リドラーの強盗事件にバットマンと向かう。 ロビン(ティム・ドレイク) ディック・グレイソン、ジェイソン・トッドに次ぐ3代目のロビン。自らの力でバットマンの正体を突き止めロビンとなった。 当初キャットウーマンの存在を拒んでいたが彼女に命を救われ評価を見直す。 ≪ヒーロー≫ ハントレス(ヘレナ・ベルティネリ) ゴッサムで活動する女性ヒーロー。かつてバットガールとして活動していた時期もあったが、 任務に失敗し剥奪され『バットファミリー』と距離感がある。コスチュームを新調している。 バットロープを切断され犯罪通り/クライム・アレイに墜落しホームレスに襲われていたバットマンを救出する。 その後、しばらく姿を見せなかったがスケアクロウの恐怖ガスに操られキャットウーマンに襲い掛かってしまう。 グリーンランタン(アラン・スコット) 宇宙からやって来た『スターハート』という物質でできた魔法の指輪で戦うヒーロー。 同じ『スターハート』でできたランタンでエネルギーを補給する。バットマンより以前にゴッサムを守っていた。 ブルースとトーマスが子供の頃訪れたメトロポリスでアイシクルと戦っていた。 スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル) メトロポリスを守る鋼鉄の男。普段はメトロポリスの新聞社、デイリー・プラネットで働いている。 人口クリプトナイト製の口紅を使われポイズン・アイビーに操られてしまいバットマンとキャットウーマンを攻撃する。 持ち前の善性から操られても全力では攻撃せず、そのことに気付いたバットマンに人質作戦を使われ正気に戻る。 その後、ポイズン・アイビー確保に協力する。 クリプト スーパーマンの愛犬。スーパーマン同様空を飛んだりできる。 強力な嗅覚でポイズン・アイビーの居場所を見つける。 ≪ヴィラン≫ ハッシュ 顔に包帯を巻きコートを着た謎の男。様々なヴィランを使ってバットマンを苦しめる。 キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ) 特殊な皮膚病でワニのような外見を持つ犯罪者。以前より獣性が増している。 ポイズン・アイビーに操られ財閥の御曹司を誘拐した。バットマンに捕まるが首謀者を捜し出すために逃がされる。 身代金を運んだキャットウーマンを殺そうとするがバットマンに防がれアマンダ・ウォーラーの部隊に捕まる。 ポイズン・アイビー(パメラ・アイズリー) 植物を操る力と人を操る毒を体に宿す悪女。キラークロックとキャットウーマンを使って誘拐事件を引き起こし身代金を手に入れ メトロポリスに逃げている。バットマンとキャットウーマンに見つかるも洗脳したスーパーマンを使って再び逃げ出す。 しかしスーパーマンの洗脳が解かれ、彼の愛犬クリプトに居場所がバレ逮捕される。 アイシクル(ジョアー・マーケント) 冷却放射線銃を使うグリーンランタン(アラン・スコット)の宿敵。 ブルースとトーマスが子供の頃訪れたメトロポリスでグリーンランタンと戦っていた。 ハーレイ・クイン(ハーリーン・クインゼル) ジョーカーの愛人の元精神科医。オペラを占拠し客から金目の物を奪い取ろうとする。 しかしバットマンとキャットウーマンに阻止され逃亡する。 その後、バットマンに殺されかけるジョーカーを救おうとするが失敗し逮捕される。 ジョーカー 犯罪の道化王子とも呼ばれるバットマンのライバル。何者かに撃たれたトーマスの近くでバットマンをからかったため、 今までの怒りが爆発した彼に殺されかける。ゴードンにバットマンが止められたため何とか生き延び逮捕される。 その後、正気を取り戻したハービーに釈放される。 リドラー(エドワード・ニグマ) なぞなぞをこよなく愛する犯罪者。大金を積んだ装甲車を狙った強盗事件を起こすもバットマンとナイトウィングに阻止される。 ラーズ・アル・グール 暗殺者集団『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領。神秘の泉『ラザラス・ピット』によって永遠ともいえる命を得ている。 娘タリアが誘拐されたと聞きバットマンに宣戦布告を送り付ける。中東にやって来たバットマンを出迎え剣を交える。 バットマンに敗北し彼に『ラザラス・ピット』を使った何者かの存在を伝える。 レディ・シヴァ(サンドラ・ウーサン) 世界トップクラスの格闘家。『リーグ・オブ・アサシンズ』と縁がありタリア救出に現れる。 キャットウーマンを圧倒し彼女を倒すも、救出を拒んだタリアに倒される。 スケアクロウ(ジョナサン・クレイン) 恐怖に心を奪われた元心理学者。案山子のようなコスチュームに身を包んでいる。 ハントレスを恐怖ガスで操りキャットウーマンに襲わせるも失敗する。 その後、自らバットマンに挑むも恐怖ガスが通じず動揺している間にジェイソン・トッドによって気を失う。 ジェイソン・トッド 『バットマン デス・イン・ザ・ファミリー』で命を落とした2代目ロビン。 スケアクロウを追い詰めたバットマンの前にロビンを人質に取って現れる。 ロビンはキャットウーマンに救われるが、バットマンを言葉と体術で責め立てる。 ≪その他≫ トーマス・エリオット ブルースの旧友で有能な医師。フィラデルフィア在住。父親を事故で母親をガンで失っている。 母親からもらったネックレスを宝物にしており、それに触れるものには誰であろうと怒りを向ける。 ブルースとは軍人将棋でよく遊んでいたが、ブルースの両親の死後は疎遠になっていた。 重傷を負ったブルースから手術の担当医に指名され手術を成功させる。その後、アルフレッドやブルースと交流する。 しかしオペラでハーレイ・クインに襲われた際に、ネックレスを奪われ逆上し彼女を追い何者かに撃たれ死亡する。 遺体は両親の隣に埋葬された。 ションドラ・キンソルビング かつてブルースの背骨を治療した医師。犯罪に巻き込まれ精神療養所に送られていたが回復し、 ブルースの手術に協力した。 トーマス・ウェイン、マーサ・ウェイン ブルースの両親。トーマスはエリオットの両親の事故の手術を担当し、母親を助けるも父親を救えなかった。 ロイス・レーン メトロポリスの新聞社、デイリー・プラネットの記者でクラーク・ケントの妻。クラークがスーパーマンであることを知っている。 ブルースとも友人。ポイズン・アイビーに操られたスーパーマンを止めるためにキャットウーマンにビルの上まで連れてこられる。 その際、暴れてしまいビルから落下するがそのショックでスーパーマンは正気に戻った。 ジミー・オルセン デイリー・プラネットのカメラマン。クラークやロイスそしてスーパーマンと仲が良い。 ロイスと共にブルースの手術の取材を行う。 アマンダ・ウォーラー アメリカ政府の超人類対策課のリーダー。大統領レックス・ルーサーの後援者の息子を誘拐したキラークロックを巡ってバットマンと対立する。 ペリー・ホワイト デイリー・プラネットの編集長。クラーク・ケントにとってジェームズ・ゴードンのような存在。 デイリー・プラネットでブルースを出迎える。 タリア・ヒード 『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領ラーズ・アル・グールの娘タリア・アル・グールの偽名。 宿敵であり愛するブルースと忠誠を誓う父との板挟みに苦しみ、現在は父と袂を分かつ意味で偽名を名乗っている。 レックス・ルーサーのレックス・コープを引き継ぎCEOになっている。ポイズン・アイビーの手掛かりを探すバットマンに協力する。 その後、ラーズとの接触を望むバットマンに誘拐されキャットウーマンに監視される。 救出に来たレディ・シヴァからキャットウーマンを助け、バットマンに彼が変わったと告げる。 レスリー・トンプキンス ゴッサムの貧困街の開業医。両親を殺された直後のブルースの支えとなった人物で彼がバットマンであることを知っている。 セリーナとも知り合いで彼女がキャットウーマンであることも知っている。 ブルースやセリーナ、トーマスと共にオペラを鑑賞中、ハーレイ・クインの事件に巻き込まれる。 その際、重傷を負ったキャットウーマンを治療する。 ジェームズ・ゴードン 元ゴッサム市警本部長でバットマンの良き理解者。ある事件きっかけに引退している。 ジョーカーを殺そうとするバットマンを説得し彼を食い止める。その後、ハービーに接触される。 ルシアス・フォックス ウェイン・エンタープライズのCEO。有能なビジネスマン。 トーマスの葬儀に参列する。 ハービー・デント ゴッサムの元地方検事で顔を酸で焼かれた結果トゥーフェイスと呼ばれるヴィランに変貌した。 何者かに整形手術を受け元の顔を取り戻した結果、正気を取り戻している。 ジョーカーを釈放した後、ゴードンに接触し情報を与える。 謎の男/ハッシュと似た格好をしているが…。 ピート・ロス クラーク・ケントの少年時代の友人で副大統領。レックス・ルーサーにタリアが誘拐されたことを伝える。 レックス・ルーサー スーパーマンの宿敵で大統領。タリアの誘拐を報告されるが静観を決め込む。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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登録日:2016/10/30 Sun 12 23 00 更新日:2023/01/06 Fri 08 52 39NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 Batman Confidential DCコミックス アメコミ オリジン ジョン・フロイド ジョーカー デニス・コーワン バットマン マイケル・グリーン ラバーズ マッドメン 月にウサギがいやがる! HAHAHAHAHAHAHAHA! 狂ってるぜ! 『Batman Lovers and Mad Men』 はDCコミックスのアメコミ作品。『Batman Confidential』#7-12に掲載。 マイケル・グリーン作、デニス・コーワン/ジョン・フロイド画。 バットマンの永遠の宿敵・ジョーカーは如何にして誕生したか。シリーズ最大の謎ともいえるこの命題について紐解くエピソードである。 これまでジョーカーのオリジン(誕生秘話)は『バットマン キリングジョーク』や映画『バットマン』('89)などで語られてきたが、依然として決定的な正解は出ていないし、この先も出ることはないだろう。このことについては「ジョーカー自身記憶が混濁し、どれが正しいのか分からないし分かろうとする気もない」と解釈されており、ある意味ジョーカーというキャラから発せられる狂気、あるいは神秘性を高めるのに一役買う要因ともなっている。 本作もその中の一説であり、バットマンとジョーカー、一見全く対照的な二人が織りなす表裏一体の関係により深く踏み込んだ構成となっている。バットマンが活動開始して間もない時期を描いており、あり得たかもしれないもう一つの『バットマン イヤーワン』として読んでみるのも面白い。 物語 ゴッサムシティの大富豪ブルース・ウェインがバットマンとして活動を開始して約10か月、市内の犯罪は次第に沈静化しつつあった。そんな中、ブルースはゴッサム美術館で学芸員の女性ローナと出会い、互いに惹かれあう。 一方、天才的な犯罪の才を持つ青年ジャックは、自分の犯行があまりにも首尾よく行き過ぎることに悲観し、生きる気力を失いつつあった。その日もつまらない銀行強盗に辟易するあまり、いっそ警備員に撃たれてしまおうかと思いかけた時だった。突如コウモリの格好で現場に飛び込んできた奇妙な男を目撃する。その瞬間、彼の中で何かが変わった。 「何だありゃ?あの格好は何だ?おもちゃを振り回してやがる……けど、あいつは大まじめだ。」 「俺の計画を阻止しようと一生懸命だ。この先一生誰かを殴り続けるつもりか」 「バッカみてえ」 一人呟き、静かに微笑むジャック。彼はようやく自らの生き甲斐を見つけたのである。 登場人物 バットマン(ブルース・ウェイン) 幼い頃に両親を殺害され、悪との闘いに身を投じることを決意したクライムファイター。活動開始から10か月、治安回復は順調に進んでいるかのように思われたが、正体不明の犯罪者ジャックの出現に次第に焦りを覚えていく。 ジャック 完全犯罪の才能を持つ青年。何をやってもうまくいきすぎるため逆に絶望し、鬱状態に陥っていた。元々バーランティの下で運び屋をやっていたらしいが、報酬をもらうと間もなく独立。あまりのワンマン振りに同業者達から少なからず恨みを買っている。 ローナ・ショア ゴッサム美術館の学芸員を務める美しい女性。ブルースと恋仲になるが……。 アルフレッド・ペニーワース ウェイン家の執事。機械工学にも精通しているらしく、メカニックとしても優秀。 ジェームズ・ゴードン ゴッサム市警の刑事。バットマンに密かに協力する。 リーニー バーでアルバイトをしている金髪の女性。ゴッサム医大の学生だが学費の捻出に苦労している模様。 ちなみに本名は…ハーリーン・クインゼル。 マレテスタ バーランティの手下。ジャックが気に入らず、かつて敵対していたバットマンと手を組もうとする。 バーランティ 麻薬組織の大物。バットマンの活躍により逮捕済み。 ジョナサン・クレイン 神経学者。バットマンに助言を与える。アーカム精神病院を改築し、精神異常犯専門の研究施設とする構想を練っているらしい。 メカニック デュパン アルフレッドが製作した量子コンピュータシステム。犯罪者の行動可能性を多面的に比較検討することで、犯罪者の行動を予測することが可能になる。アルフレッド曰く「究極の対犯罪用ツール」。複数のニューラルネットと連動し、インターポール・CIA・FBIのデータベースとも直結している。名前の由来はエドガー・アラン・ポーの推理小説『モルグ街の殺人』に登場する名探偵オーギュスト・デュパンから。 満月にウサちゃん!が見えた方は追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ジョーカーオリジンとしてはかなり好きだ 理知的で静かな男が狂気の道化師になっていくのが良い -- 名無しさん (2016-10-30 16 26 25) ある意味、ダークナイトリターンズの前日譚と考えられなくもない。 -- 名無しさん (2016-10-30 23 31 54) 名前 コメント
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登録日:2019/05/26 Sun 16 09 00 更新日:2024/01/25 Thu 22 54 17NEW! 所要時間:約 31 分で読めます ▽タグ一覧 DCキャラ項目 DCコミックス ある意味同族争い アメコミ アーカムアサイラム ゴッサム ゴッサムシティ サイコパス バットマン ヴィラン 一覧項目 悪役 所要時間30分以上の項目 濃すぎるキャラクター性 狂人 本項目では、DCコミックスの出版するアメリカン・コミックス及びコミック、映画、ドラマ、アニメ作品である「バットマン」に登場する主なヴィランを紹介する。 主人公であるバットマンに引けを取らない強烈な個性を持ったキャラクターが多いが、全体的な傾向として「世界征服」や「金儲け」といった分かりやすい動機ではなく、自らのエゴや妄想に飲み込まれたり、不幸な生い立ち、事故や事件に巻き込まれた結果トラウマを植え付けられる、あるいは精神が崩壊したことで悪事を働くヴィランと化した者が多い。 これは「バットマン」という作品自体がサスペンスミステリー要素をもつ作品であることも大きい。 なお、過去のトラウマが原因となって常軌を逸した行動に走るに至ってしまったと言う悲劇性は、実はバットマンと全く同じであり、 バットマンもまたその本質がヴィランに近い事も踏まえれば、バットマンという物語は「ヴィラン同士の戦い」と言えなくも無いのである。 そして、彼等ヴィランの存在が、バットマンはアメコミヒーローの中でも異彩を放つ事になっており、また物語に深みを加える事にもなっている。 言わば、バットマンのヴィラン達は、「悪役」と言うよりも「裏の主人公」に近いのかもしれない…。 ◇ジョーカー 本名不明。 言わずと知れたバットマンの最大の宿敵にして、コミックにおけるいわゆる「狂人キャラ」の先駆けともいうべきスーパーヴィラン。なお、彼自身は特殊能力を一切持たない。詳細は個別項目にて。 ◇トゥーフェイス 本名ハービー・デント。 「2」という数字に異常なこだわりを持つ二重人格のヴィラン。 詳細は個別項目にて。 ◇キャットウーマン 本名セリーナ・カイル。 バットマンとは色んな意味で関係が深い、ヴィランでもヒロインでも間違いない女盗賊。 詳細は個別項目にて。 ◇ベイン 本名不明。 最高レベルの知性と筋力を兼ね備え、一度バットマンに完全勝利を収めたことで有名なヴィラン。 詳細は個別項目にて。 ◇ペンギン 本名オズワルド・チェスターフィールド・コブルポット。 ウェイン家やエリオット家と並ぶゴッサムの名家、コブルポット家の長男。 異名の通り低い身長、小太りな体型、嘴のような鼻というペンギンのような風貌の男。バットマンシリーズの舞台であるゴッサム・シティにおける、裏社会の顔といえばこの男である。 コスチュームは、モノクルにシルクハット、タキシードを着用してタバコを咥えるギャング風のもの。 父が肺炎で病死し、その原因が雨に打たれたことにあるとした母に常に傘を持たされていた。天気に関わらず傘を手放さなかったことや、その容姿故に少年時代ではいじめの標的となり、それに対抗するために権力を求めた結果、やがて組織犯罪の道へと足を踏み入れた。 刃物や銃を仕込んだ傘を凶器として使う。 ゴッサム・シティで「アイスバーグ・ラウンジ」という高級レストラン(作品によってはクラブ)を経営しており、ヴィランたちを始めとする犯罪者もたびたびここを利用する。 バットマンシリーズでは珍しい正気を失っていないヴィランであり(*1)、バットマンとは時に裏社会での情報を取引する関係でもある。 ◇ハーレイ・クイン 本名ハーリーン・クインゼル。 かつてはアーカム・アサイラムに勤務していた精神科医の一人だったが、ジョーカーの歪んだ精神構造を解こうと研究するうちに魅了され、自身も発狂。 ジョーカーの情婦兼サイドキックといった立場になった……のだが、現在はそうでもなかったりする。 重苦しいバックボーンの者が多いバットマンシリーズのヴィランの中では珍しくコメディ寄りのキャラ。 かつては赤と黒の道化師の衣装に白塗りの顔といったいかにもピエロといったコスチュームで活動していたが、最近はゴスロリ風衣装だったり(「アーカムシリーズ」)、コギャル系のパンクファッション(実写版「スーサイド・スクワッド」)だったりとコスチュームの変遷がめざましい。 ジョーカー同様スーパーパワーの類は持たないが、高い身体能力を持ち非常に身軽。主な得物は巨大なハンマーやバットなど。 最近では「ジョーカーの相方」よりヴィランを中心にした戦闘集団「スーサイド・スクワッドのメンバー」としての活動が多い。また、バットマンファミリーに協力することも増えている。 作品によっては完全にジョーカーに愛想を尽かしている事も。 後述のポイズン・アイビーとは度々共闘する腐れ縁の仲。 アニメからの逆輸入キャラ。アニメからの逆輸入キャラで彼女ほどの世界的知名度を得たキャラはそうそういないだろう。 ◇パンチライン 本名アレクシス・ケイ。 原作の担当クリエイターが一新された後の新シリーズにおいて2020年に登場したヴィランであり、ハーレイ・クインに代わるジョーカーの新たなサイドキック。 その名はジョークにおける「オチ」を意味する。 アジア系の女性で黒髪をポニーテールにし、紫と黒を基調にした寒色系のコスチュームを身に纏う。手袋の手の甲と膝には○と×のマークの意匠をあしらっている。 ハーレイ・クインの、白人女性で金髪のツインテール、暖色系のコスチュームという姿と対照的なものになっている。 ハーレイのせいでジョーカーがヤワになったと考え、彼女に恨みを抱いている。 戦闘においては2本のナイフを武器とする。 また、大衆を煽動・操作する事に対して高い技術を持ち、ゴッサム・シティの世論を誘導して裁判で無罪を勝ち取った事もある。 ◇リドラー 本名エドワード・ニグマ。 リドル(なぞなぞ)に変質的なまでに執着するヴィラン。 高い知性とナルシスト的な人格障害を併せ持つ典型的な知能犯であり、犯罪を行う際はその手がかりをなぞなぞやパズルなどの形で残して自分を追う者(大体バットマン)との知恵比べを楽しんている。 技術力も高く、作品によってはロボットなどの機械兵器や大掛かりな仕掛けや舞台装置を導入する事もある。 コスチュームは緑色のスーツにいくつものクエスチョンマークの意匠をあしらったものが多い。柄をクエスチョンマークの形にしたステッキを持っていることもある。 少年時代から注目を浴びたいという願望を持ち、学校でパズルの早解きコンテストが開催された際、学校に忍び込んであらかじめパズルの解き方を練習するという不正を行って優勝。 この頃から歪み始め、パズルを解くことや、手段を選ばず注目を集めることに固執するようになった。 アーカムシリーズでは数百個単位のリドルをマップ中にばらまいてバットマン……もといコンプリートを目指すプレイヤーを苦しめることになる。 翻訳版ではかつて意訳されナゾラーと呼ばれていたことも。 ◇ミスター・フリーズ 本名ヴィクター・フライズ。 極低温でしか生きられない肉体を持つために、常に冷凍スーツに身を包み、冷凍光線を放つ銃で戦うヴィラン。 かつては低温化学の研究者であったが、妻ノーラの難病の治療法を見つけるために彼女を冷凍保存した後、実験の失敗で上述の特殊体質を手に入れてしまった。 妻に対する執着は強く、彼女の治療のためなら犯罪に手を染める事も厭わない。 New52では嫁設定が消滅して冷凍保存されたノーラの研究をするうちに執着が芽生えたことになった。 スーツの燃料にダイヤモンドを使うため、かつては宝石強盗などのダイヤ絡みの犯罪が多かった。 ◇ポイズン・アイビー 本名パメラ・リリアン・アイズリー。 植物を自在に操り、男性を誘惑して催眠状態に陥らせるフェロモンや毒物、免疫を使いこなす女ヴィラン。 人体実験の影響で植物と人間のキメラとなっており、植物が平穏に暮らせる環境を求め、自然を汚染する人類を憎むいわゆるエコテロリストでもある。 しかし作品によっては大地震で陸の孤島と化したゴッサムで子供達を保護したり、公園をジャングル化して食糧支援を手伝ったりなど優しい一面を見せる事もある。 主な武器は植物由来のフェロモンや毒。 人間、特に男をたぶらかして殺す事に躊躇いは無い一方、フェロモンの誘惑が効かないバットマンに対しては恐怖混じりの執着を抱いている。 ハーレイクインとはいわゆる腐れ縁の関係で、彼女に振り回されつつもなんだかんだで信頼関係は深い。 バットマンシリーズのセクシー担当でもある。 ◇ラーズ・アル・グール 暗殺結社「リーグ・オブ・アサシン」(日本語表記では「影の同盟」)の首魁にして、「ラザラス・ピット」と呼ばれる特殊な泉の力によって若返りを繰り返すことで、数世紀以上の時代を生きてきた魔人。 地球の生態系や環境を安定させるために、人類の数を減らそうとする国際的テロリストで、特に犯罪と腐敗が蔓延しているゴッサム・シティの住人を標的とすることが多い。 刀剣類を主な武器としており、暗殺結社のトップを張るだけあって戦闘能力は非常に高い。 娘のタリア・アル・グールはバットマンと恋仲であり、それを利用してバットマンを味方に引き入れようとすることもある。 もう一人の娘であるタリアの妹、ナイッサもまた家族と敵対しながらも危険なヴィランである。 ◇タリア・アル・グール ラーズ・アル・グールの娘。 父がバットマンを見出すまではリーグ・オブ・アサシンの後継者候補として育てられており、父譲りの高い戦闘能力や身軽さに加え、科学技術も有する。また、彼女もラザラス・ピットの力の影響を受けている。 作品にもよるが父との関係は複雑で、肉親の情や忠誠心もあるが、憎悪も抱いている。 バットマンとは愛憎半ばする間柄ではあるが恋仲として描かれる事もあり、ヴィランであると同時にキャットウーマンと並ぶバットマンのヒロインでもある。 ◇スケアクロウ 本名ジョナサン・クレイン。 案山子の格好をしたヴィラン。吸引した人間が最も恐れる存在の幻覚を見せて錯乱状態に陥らせる毒ガス兵器、「恐怖ガス」の開発者。 恐怖ガスを仕込んだ噴霧器やガス弾、液状化した恐怖ガスを注入する注射器付きグローブなどを使う。作品によっては、鎌を武器にする事もある。 元々はゴッサム・シティ大学の心理学教授。しかし学生達に死の恐怖を体感させるといった行き過ぎた人体実験をしたために解雇され、その逆恨みで犯罪者となってしまう。 身体能力はそれほどではないものの、「恐怖」を武器に戦うというある意味バットマンにも通ずる特性から、メディア展開における活躍も多く、アーカムナイトではメインヴィランを務めるほど。 一時期ペンギンの策略によって、恐怖ガスを吐き出す怪物である「スケアビースト」へと変貌し、その後も本人の意志と関係無く、何度かこの姿となっている。 ◇デスストローク 本名スレイド・ウィルソン。 アメリカ軍の極秘実験により、超回復力と身体能力を手に入れた歴戦の傭兵。 元々は『ティーン・タイタンズ』のヴィランだったが近年はバットマンとの絡みも多い。 オレンジと黒を基調としたスーツに身に纏っており、主な得物は両刃の剣と金属の棍棒。 素顔はどことなくあの伝説の傭兵に似ている。 コードネームには「ザ・ターミネーター」が付くこともある。 実は妻子持ち。だが職業柄敵も多く、恨みを買った人物に息子は喉を切り裂かれ(一命はとりとめたが言語障害が残った)、そのことに怒った妻(元軍人)によって銃撃され、右目を失っている。被っているマスクは中心で2色に分けており、目を無くした右顔面を完全に覆う側が黒、残った目を覗かせる左顔面がオレンジというデザイン。 そのような来歴から、アメリカのサイトで行われた「父の日記念・アメコミ史上最低の親父キャラ」ランキングでは見事栄光の一位に輝いてしまった。 息子グラントはラヴェッジャーというヴィランだし、娘のローズや喉を切られたジェリコもヒーローだったりヴィランだったりブレているので家庭的には超不幸。 本名から連想した人もいるかもしれないが、奴とはあらゆる設定が被っており、生みの親(スレイドじゃない方)がわざわざそれを公言しているほど。要するに向こうがパクったわけである。 「Superman/Batman Annual Vol 1」に出てきた並行世界のデスストロークは、見た目、性格、能力からして明らかに彼であり、最終的には(悲惨な過去の晒し合いで)意気投合してしまった。 ◇キラークロック 本名ウェイロン・ジョーンズ。 先天的な皮膚病でワニ人間と化してしまったヴィラン。 その見た目故幼いころから周囲に迫害され続けたことから人間に対する憎悪を抱え、犯罪者となってしまった。 メディアによって知性には大分差があり、人肉を喰らう獣同然の化け物の時もあれば、割と話が通じる時もある。 ヴィランとしての能力は頑丈な皮膚による防御と再生能力、怪力に水中呼吸といったところ。 下水を活動拠点とすることが多く、同じく下水に住むゴッサムシティのホームレスの、守護者としての一面もある。 ◇ファイヤーフライ 本名ガーフィールド・リンズ。 元々は映画関係の技師であり、特に火薬等を用いた特殊効果のアーティストを専門としていた。 しかし会社をクビになり、貧困の中でのストレス解消として放火を行うようになる。 やがて物が燃える光景に極度なまでの興奮を覚えるようになった結果、特殊な耐熱スーツやマスク、ジェットパック等を開発。 火炎放射器やナパーム弾等も手に入れ、空を飛びまわる放火魔のヴィラン「ファイヤーフライ」と化した。 ちなみにファイヤーフライとは英語で「蛍」のこと。 ◇レッドフード 本名不明。 バットマンの活動初期に登場した過去の敵として語られる。 赤いマスクを被りスーツを着こなす紳士といった外見で、バットマンがその正体をつかめないまま姿を消している。 その正体はジョーカーの元になった人間だったとされる。 現在はかつて母親ともどもジョーカーに爆殺された2代目ロビンことジェイソン・トッドの新たな名前として知られている。 拳銃と格闘術で犯罪者と戦う、ヴィランというよりダークヒーロー的な立ち位置のキャラクター。 ◇ハッシュ 本名トーマス・エリオット。 顔面を包帯で覆い、トレンチコートを羽織った姿が特徴的なヴィラン。 元々はブルース・ウェインの幼馴染で、彼とは写し鏡とも言える関係にある。 自身を冷遇した両親を殺害して遺産を手に入れようとしたが、ブルースの父であるトーマスが母親を救ってしまった事で計画は失敗。 ウェイン家を激しく逆恨みするようになり、バットマン及びブルースを徹底的に追い詰めた上で殺そうとしている。 元は外科医で高い医療技術を有しており、他のヴィランを誘導して手駒に利用するなど頭も回る。 バットマンの正体がブルース・ウェインであるという真実を知っている数少ないヴィランで、それ故にジョーカーとは別の意味で厄介な存在である。 また、エリオット家はウェイン家やペンギンの生家であるコブルポット家と並ぶゴッサムの名家であり、両家それぞれと因縁が深い。 ◇クレイフェイス 粘土のような柔軟な体を持ち、どんな人物にも化けられるヴィラン。 正体や能力を得た切っ掛けなどの設定がしょっちゅう変わるため、本名も多数存在する。 本来は劇中劇のホラー映画の怪物で、これの演者だったベイシル・カルロが役を下ろされたことを恨んで、この変装(仮面)をして殺人を繰り返したのが初代クレイフェイス。 他には彼と無関係に隕石のエネルギーで肉体が変化し、粘土のような肉体を持つようになった2代目。2代目の血液などを元に同じ能力+αを得た3・4代目。 3・4代目の子供で先天的に能力持ちの5代目、5代目の細胞に感染した6代目などで、後にただの変装だった初代も2~6代目の能力を手に入れ、 更には同じクレイフェイス達を集めてマッドパック軍団を結成したこともあった。 更には、初代が一時期他のクレイフェイス達の能力を奪って、最強のクレイフェイスである「アルティメット・クレイフェイス」に変貌したことも。 変身能力は身長体重匂いまでも思いのままであり、バットマンですら騙されることが多い厄介な敵。 ◇マッドハッター 本名ジャービス・テッチ。 マッドハッターとはご存知『不思議の国のアリス』のお茶会に出る帽子屋で、同キャラのコスプレをしている。アリスの物語には病的に執着する。 電気工学技士としての能力を悪用して作った催眠機械を武器として用いる。 いつも被っている異様に大きな帽子は、コスプレであると同時に催眠機械の収納具でもある。 帽子や被り物に執着する一面もあり、特にこの世に一つしかないような逸品を好む。この事から、バットマンのマスクを狙ってもいる。 翻訳版ではかつて意訳されいかれシャッポーと呼ばれていたことも。 ◇ピッグ教授 本名ラズロ・バレンティン。豚の仮面を付け、豚のような吃音を発するサイコパス。統合失調症を患っている。 自らを芸術家と称し、誘拐した人間に肉のマスクを付けて肉体を改造し、「完璧な存在」にしようとする、ジョーカーとは別ベクトルでやべー奴。 誘拐の際は各地を巡るサーカス団を隠れ蓑にしており、ナイフ投げの技能も持つ。 ◇ヴィクター・ザズー 無差別に殺人を繰り返し、その証として自分の肉体に切り傷を付けるというポリシーを持つ連続殺人鬼。 バットマンをいつか殺す時に備えて、傷を付けるための特別な場所を確保しているらしい。 元々は裕福な家の生まれで、両親の事故死によって莫大な遺産を相続するも、ギャンブルにハマって財産を食い潰し、最後にはペンギンの経営するアイスバーグ・ラウンジでの賭けに負けて完全に破産。 自殺を図ったところをホームレスの強盗に遭遇し、返り討ちにして殺害したことで殺人鬼としての己を見出した。 見た目的に危険なシリアルキラーだが意外と実写作品に出演している。 また、一部の作品ではファルコーネやブラックマスクなどの、犯罪組織のボスに仕える殺し屋としても登場する。 翻訳では「ザーズ」だったり「ツァスツ」だったりといまいち安定しない。 ◇ヒューゴ・ストレンジ 犯罪心理学の教授。 顎髭・眼鏡・ハゲと見た目は不審だが、バットマンの正体を自力で推察できるほどの頭脳の持ち主。 だがやりすぎて狂気に走り、自分をバットマンだと思い込んだコスプレイヤーになることがある。 ◇デッドショット 本名フロイド・ロートン。 銃器に関してはほぼ百発百中の超A級の腕を持つ殺し屋。 腕を買われスーサイド・スクワッドの一員として活動することもある。 両腕に機関銃を仕込んだガントレットを装備している他、様々な銃火器を使いこなす。 スーツは防弾絶縁仕様であり、ヘルメットは暗視・赤外線直視の機能を備えている。 暗殺者としてのプロ意識は高いものの、その精神の奥底に潜んでいるのは自殺願望であり、危険に身を投じて半ば陶酔している。 別れた妻との間に娘がおり、娘の存在が弱点とも言える。 ◇アナーキー 本名ロニー・マキン。 名前通りアナーキズムにかぶれた男で、不正を犯した者たちに制裁を与えることを目的としているがその手段は過激で殺人も厭わない犯罪者。 立ち位置が立ち位置なのでバットマンやロビンと協力できないわけではない。 ◇オウルマン 本名トーマス・ウェイン。 ナイトオウルでもナイトホークでもない。 ヒーローとヴィランの立場が入れ替わったアース3におけるバットマンにあたる存在。しかしブルース本人の反転ではない。 ジャスティス・リーグの反転であるクライムシンジケート・オブ・アメリカにおいては、バットマン同様に狡猾に活動し時に自分の同盟者ですら陥れる。 ◇ブラックマスク 本名ローマン・シオニス。 黒いガイコツマスクにスーツ姿が特徴のギャング。 裕福だが偽善的な両親の影響を受けて育ち、労働者の女性との交際に反対した両親を邸宅に放火して殺害。父の経営していた化粧品会社を受け継いだ。 しかし経営状態が悪化し、救済を申し出たブルースの提案を受け入れるも、会社を買収されたとして逆恨みするようになった。 マスクは殺した父親の棺桶から作り出したものであり、バットマンとの初戦で顔面に張り付いてから剥がれなくなった。 裕福な家庭に生まれたが歪んで悪の道に走ったという面で、バットマンの鏡像的要素も含んでいるとされる。 小者臭が抜けないためか、ゴッサムではブラックマスク化する前に死亡した。 ◇ベントリロクエスト 本名アーノルド・ウェスカー。 「腹話術士」の名前通り、カウボーイの格好をした人形を抱えた冴えない見た目のおっさん。 この人形は「スカーフェイス」という凶暴なギャングである別人格の表出手段である。 人形に銃を持たせてぶっ放す姿はシュール。 ギャングのボスだった両親が敵対組織との抗争で目の前で殺されたことをきっかけに、抑圧し続けた負の感情から第二の人格を生み出した。 アイ・アム・スーサイドでは、スカーフェイスの人格にアーノルド本人の人格が完全に支配されているために、他者の感情を自在に操るヴィラン、サイコ・パイレートの能力が一切通用しないという意外な特技を披露した。 ちなみに2代目は女の子。 ◇フェイク・バットマン 本名富岡健児。 恐らくは史上初の日本人のヴィラン。 富岡製薬という会社の社長で、熱狂的なまでのバットマンファン。 だが、それが行き過ぎて自分自身がバットマンになりたいと望むようになったことが彼を狂気に走らせた。 自社で開発した、遺伝子情報を元にあらゆる人物に変身できる薬「フェイク・ファー」を用いてジョーカーをはじめとした歴代ヴィランの偽者をゴッサムで暴れさせ、バットマンの能力や装備を研究し、かつバットマンのDNAを採取することに成功。ついに完全なフェイク・バットマンとなって本物のバットマンの前に現れる。 ただし、ファン意識の続きでしかないためブルースの持っている正義感や使命感はまったくない。そのため本物のバットマンからは、「君は私にはなれない」と断言されてしまった。 なお余談だが、近年ウルトラシリーズにおいて極めてよく似た悪役が登場した。 ◇カレンダーマン 本名ジュリアン・デイ。 日付に執着しており、名前の通り曜日や祝祭日に纏わる犯罪をそれぞれに相応しいコスチュームで執り行う。 ネタキャラっぽいがロング・ハロウィーンなどの真面目な展開では、頭を一周する文字の刺青を入れた不気味なタトゥーハゲと化す。 NEW52以降はなぜか設定がオカルト化した。 ◇クルーマスター 本名アーサー・ブラウン。 名前通り手掛かり(クルー)を出しながらのパズル的な犯罪を計画する元クイズショウの司会者。 リドラーと被ってるのは気にしてはいけない。 胸元のペレットがメイン武器。 スポイラーことステファニー・ブラウンの父親としてのほうがむしろ有名かも。 ◇ファイアバグ 本名ジョー・リガー。 建物解体の技術を持つ帰還兵が家族を事故で失ったせいでおかしくなって、ナパームによるビル放火を始めたヴィラン。 ファイアフライと被ってるのは気にしてはいけない。 ◇マンバット 本名カーク・ラングストローム。 名前がおもっくそバットマンと被っているが、あくまで蝙蝠っぽい服を着たバットマンと違い、こちらはキラークロックのような獣人系の肉体を持つ。 蝙蝠を研究していた動物学者が、文字通り蝙蝠人間に変身する薬を自分で打って暴走した。 根が悪人ではないのかヒーローやったり家族仲が良かったり(違いはあれど蝙蝠系能力持ちばっかり)するので、バットマンも治療に協力することがある。 MARVELに出たモービウス・ザ・リヴィングヴァンパイアと被ってるがこっちのほうが1年早い ◇エレクトロキューショナー 本名レスター・ブチンスキー。 電撃を放つグローブを装備する強盗。元は傭兵だったが電気兵器に依存し、兵器開発の資金調達のために犯罪に手を染めた。 無関係の先代と先々代もいる。 ◇マキシー・ゼウス 本名マクシミリアン・ゼウス。 嫁を亡くして狂ったギリシャ史の教師がゼウス気取りのコスプレイヤーとなったヴィラン。 「ニュー・オリンピアンズ」というコスプレ犯罪集団を率いる。 常人なはずだがワンダーウーマンの宿敵である戦神アレスの眷属を呼び出そうとはた迷惑すぎる事件を起こしたこともある。 ◇デビッド・ケイン リーグ・オブ・アサシンに属していたこともある暗殺者。 ブルースの師匠であったこともあるが、ブルースはその暗殺技術をあくまで殺さない境界を知るために体得した。 自身の後継に相応しい暗殺者を作るべく下記のレディ・シヴァとの間に生み、二人によって鍛え上げられたのがバットガールやオーファンで知られるカサンドラ・ケインである。 ◇レディ・シヴァ 本名サンドラ・ウーサン。 武術・暗殺術に関しては達人の域に達する。 元は拳法ヒーローのリチャード・ドラゴンとの関係が深いが、リーグ・オブ・アサシンに所属していたこともあるのでバットマンヴィランでもある。 危険なヴィランではあるが、3代目ロビンを鍛えたり、クエスチョンをドラゴンの元に送ったり、武術家として真面目な部分もある。 ◇梟の法廷 ゴッサムを歴史の裏で支配してきたとされる秘密結社。その規模は世界中に広がっており、歴史は太古の時代にまで遡る。 梟を模した仮面をつけた上位メンバーと、特殊な薬物処理によって不死身の肉体を持つ暗殺者集団「タロン」で構成されている。 上位メンバーにはゴッサム・シティの名家の関係者や、政財界に影響力を持つ者が多く含まれている。 ◇カッパーヘッド 本名不明。 「マムシ」の名前通り毒牙や尾を装備した蛇のコスチュームをしており、体も相応に柔軟。 設定によっては本当に蛇人間の時がある。 New52以降に出た2代目は女の子。 ◇キャットマン 本名トーマス・ブレイク。 ハンティングの達人である大富豪が暇を持て余しヴィラン化した。 キャットウーマンとバットマンをパクったような猫っぽいコスチュームと装備を持つ。当然ながら二人からは敵視されている。 設定によっては猫の九つの命よろしく不死身の能力を持つ時がある。 ◇キラーモス/キャラックス 本名ドルリー・ウォーカー。 バットマンを模して、蝙蝠ならぬ蛾をモチーフにしたコスプレをしているヴィラン。 独自装備としては粘着弾を撃つコクーンガンなどがある。 悪魔系ヴィランであるネロンに魂を捧げて気色悪い蛾人間キャラックスになっていた時に一度死亡した。 ◇カーマイン・“ローマン”・ファルコーネ ゴッサム・シティを牛耳っていたマフィアのドン。 イヤーワンなど、バットマンの設定上初期のキャリアでの黒幕ポジションだが、バットマンやその他の変態ヴィランの台頭でフェードアウトする人。 顔の三本傷はキャットウーマンに付けられた。 ゴッサムなど一部の作品では、物語上重要なポジションを務める事もあり、特にザ・バットマンでは、バットマンやキャットウーマン、リドラーの人生を狂わせ、ゴッサム・シティを腐敗させた元凶として描かれている。 ◇サルバトーレ・マローニ ファルコーネと対立するイタリア系マフィアのドン。 作品によっては、ハービー・デント検事をトゥーフェイスに変貌させた張本人として描かれており、裁判所に持ち込んだ硫酸を自身を有罪にしたデントに浴びせて顔面の半分を焼け爛れさせた。 ◇バットマン・フー・ラフズ バットマンの偽物ではなく、表のマルチバースの希望や絶望から生まれる裏世界『ダークマルチバース』で生まれた通称・嗤うバットマン。 元の世界ではゴッサム中のヴィランやバットマンの関係者、そして大勢の家族を虐殺する凶行に出たジョーカーを殺害したものの、その際にジョーカーのウイルスに冒されジョーカー化。 その後はロビン達やスーパーマンなどのヒーロー達を皆殺しに自分の世界を破滅させるも、ダークマルチバースの邪神・バルバトスに誘われ他の堕落したバットマンを率いて正史世界への侵略を行う。 ◇リーパー 本名ジャドソン・カスピアン。 バットマンより前から自警活動を行なっていたクライムファイターだったが、過激化して犯罪者はおろか自身の活動の邪魔となる者まで容赦なく殺すようになった。 ドクロの覆面で顔を隠し、湾曲した刃物を装備している。実力は高く、一度はバットマンを下したこともある。 ◇プロメテウス 本名不明。 自身を育てた犯罪者が目の前で警官に射殺されたことで、正義を憎むようになる。その後、世界を巡って暗殺術を身に付け、ヴィランとなった。 その境遇から分かる通り、バットマンの鏡像的存在。 ◇ディーコン・ブラックファイア ゴッサム・シティのホームレスを中心に信徒を広げるカルト教団の教祖にして、洗脳に長けた詐欺師。 自身をシャーマンの末裔と主張し、生贄を伴う残虐な儀式を行う。 初登場作のザ・カルトではバットマンを捕らえ洗脳してしまうという衝撃的なデビューを飾った。 バットマン エターナルでは、死後に悪霊と化してマキシー・ゼウスに取り憑き復活してのけた。 ◇ラットキャッチャー 本名オーティス・フラネガン。 元はゴッサム・シティ衛生局で害獣駆除を担当していたが、ストリートファイトで相手を殺害して以降、犯罪の道へ走った。 ネズミと意思疎通する力を持ち、ネズミたちを手先にして悪事を働く。指示を与えたネズミを下水道を通じて送り出すことで、刑務所の中にいながらにして街に被害をもたらすことも出来る。 ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結では、名前と能力を引き継いだ彼の娘がラットキャッチャー2と名乗って登場している。 ◇グレート・ホワイト・シャーク 本名ウォーレン・ホワイト。 日本円にして数億規模の大金を盗んだ悪徳投資家。裁判で精神異常を装って実刑を免れるも、そのためにアーカム・アサイラムへ送られてしまう。 囚人同士のトラブルの末にミスター・フリーズ用の収容房に閉じ込められ、重度の凍傷を負って髪や唇や鼻を失い、真っ白な肌の異様な姿になる。結果、本当に狂気に陥って歯を鮫のような牙に変えた。 投資家としての能力や金融知識は健在で、これを用いてゴッサム・シティの闇社会に影響を及ぼす。 ◇ハンプティ・ダンプティ 本名ハンフリー・ダンプラー。 卵を思わせる容貌をしたスキンヘッドの巨漢。 物体を分解して組み立て直したり、壊れた物を修理することに執着している。 本人に悪気はないが不幸を呼び寄せる性質があるらしく、彼が機械装置に手を加えると列車の脱線など大規模な被害を引き起こす。自身を虐待した祖母の四肢を切断して繋ぎ直すという猟奇事件も起こしている。 ◇トゥイードル・ダム トゥイードル・ディー 本名ダムフリー・トゥイード ディーバー・トゥイード。 双子と見間違うほどそっくりな、従兄弟同士の二人組ヴィラン。 『不思議の国のアリス』に登場するトゥイードル兄弟のコスプレをしている。 ◇KGビースト 本名アナトリ・クナイゼフ。 元はKGB(ソ連国家保安委員会)に所属し、冷戦時代に暗躍した凄腕の暗殺者。 一度バットマンに捕まった際に自らの左腕を切断して逃げ延びており、失った腕の代わりに大型の銃を取り付けている。 ◇ロックアップ 本名ライル・ボルトン。 元はアーカム・アサイラムの看守だったが、過度の暴力行為により解雇され、それを逆恨みして犯罪者と化した。 その経歴から、セキュリティに関する豊富な知識を持つ。 ハーレイ・クイン同様、アニメから原作に逆輸入されたヴィラン。 ◇ロキシー・ロケット 本名ロクサーヌ・サットン。 スタントマンを務める女性が、スリルを求めるあまりに暴走し、ロケットに乗って飛び回るスピード狂の犯罪者となった。 ハーレイ・クイン同様、アニメから原作に逆輸入されたヴィラン。 ◇ドールメーカー 本名バートン・マティス。 非凡な外科技術を悪用し、人体を人形のパーツのように取り扱うヴィラン。 ジョーカーと取引し、彼の顔を変える手術を行った際には、一目でジョーカーのものと分かるほど綺麗に彼の顔面の皮膚を剥がし取った。 同じDCコミックの「プラスチックマン」と「スーパーガール」に同名のヴィランが存在する。 ◇バード 本名バーディ・コロッシモ。 様々な種類の鳥を操る能力を持つギャング。タロンと名付けた隼を相棒として重用している。 サンタ・プリスカ刑務所に入れられていた際にはベインと同房であり、彼と親交が深い。 ◇マイム 本名カミラ・オーティン。 元パントマイマーの女性。無口で滅多に喋らない。花火産業で成功した父の遺産を手にしたが、騒音嫌いだったために花火の仕事を継ぐことを避け、芸術への投資を行うも失敗して破産した。 その後、教会の鐘など大きな音を立てる施設を破壊しようとするヴィランとなった。両手に電気が流れるグローブを装着している。 エレクトロキューショナーと被ってるのは気にしてはいけない。 ◇テンアイド・マン 本名フィリップ・リアドン。 ベトナム戦争での従軍経験を持つ、元特殊部隊所属の軍人。 除隊後ゴッサム・シティの倉庫で働いていたが、爆破事件に巻き込まれて失明。闇医者にかかって指先で視神経を培養する治療を受け、両手の指先全てに目を持つ怪人となった。 ◇ギャギー 本名ギャグズワース・A・ギャグズワーシー。 小人症の元サーカス団員。ハーレイ・クインより前にジョーカーと組んでいたヴィラン。 ジョーカーにて、アーサーに唯一優しく接していた小人症の同僚、ゲイリーの元ネタとされる。 ◇ギアヘッド 本名ネイサン・フィンチ。 身代金目的で上司の娘を誘拐した犯罪者が、救出に来たバットマンとの戦いの際に凍結した湖に転落。 闇医者に救われ、凍傷で使い物にならなくなった手足を、機械の義肢に換装してサイボーグヴィランとなった。 義肢に様々な武器を仕込んでいる他、多脚戦車のような兵器や乗り物と義肢を接続して操作する事も出来る。 ◇オルカ 本名グレース・バリン。 元はゴッサム水族館に勤務していた海洋学者にして、若者やホームレスを支援する慈善家の女性。 事故で脊椎を損傷して車椅子生活を送っていたが、シャチの脊髄組織から特殊な薬を開発することに成功。薬効が続く間は、歩けるばかりか筋肉質な巨体となり、髪や目の色も変わってほぼ別人のような姿となる他、長時間水中で活動出来るようにもなる。 やがて、慈善事業を継続するための資金を求めて薬の力を悪用するようになり、シャチを模したコスチュームを着てゴッサム・シティの富裕層を狙い強盗を働くヴィランとなった。 ◇ポルカドットマン 本名アブナー・クリル。 水玉模様のコスチュームを身に纏う窃盗犯。コスチュームの水玉を取り外し、様々な武器や乗り物に変えることが出来る。 回転する刃や握り拳、円盤型の乗り物やテレポート出来る穴など、そのバリエーションは豊富。 ◇カイトマン 本名チャールズ・ブラウン。 巨大なグライダーで空を飛ぶ窃盗犯。凧揚げが趣味。口癖は「Hell Yeah」。 バットマン ウォー・オブ・ジョーク&リドルでは、重要な役割を果たす。 ◇ゼブラマン 本名ジェイク・ベイカー。 身体にシマウマのような白黒の縞模様を持つヴィラン。 磁力を操る力を持つ。 ◇カルキュレーター 本名ノア・クトラー。 ヴィランたちを顧客とする巨大な情報交換ネットワークを運営しているブローカー。 バットマンの仲間の一人で情報収集を担当するオラクルことバーバラ・ゴードンの、ヴィラン版と言える立ち位置にいる。 ◇テリブルトリオ(シャーク フォックス ヴァルチャー) 本名ガンター・ハードウィック ウォーレン・ローフォード アーマンド・ライデッカー。 サメ、キツネ、ハゲワシのマスクを被った三人組。それぞれが陸・海・空に関する専門知識を持つ。 暇を持て余して犯罪に走った富豪、獣人化の能力を得た大学生、ブルースと兄弟弟子の武術家など、各シリーズによって設定が大きく変わっている。 ◇ゴリラ・ボス 本名ジョージ・ダイク。 アイルランド系アメリカ人のギャングが、死刑に処された後に脳をゴリラの身体に移して復活。ゴリラの身体能力と人間の頭脳を併せ持つヴィランとなった。 ゴリラの身体ゆえに言葉は話せないため、コミュニケーションは筆談で行う。 ◇ブックワーム 本名A.S.スカーレット。 1966年から放送されていた、テレビドラマ版のバットマンで初登場したヴィラン。後に一部のコミックやアニメにも登場した。 いわゆるビブリオマニアで書籍に強く執着し、文学作品に影響を受けた犯罪を行う。 肉体派ではないところや、犯行現場に手がかりを残すところなどでリドラーと被っている。 希少な古書の装丁を模したレザースーツに分厚い眼鏡をかけ、帽子には読書の際に手元を照らすためのライトスタンドを取り付けている。 手下として、情婦のリディア・リンペットと、本人と同じく眼鏡をかけた四人組の屈強な男性を従えている。 手でページに印刷された文字をなぞるだけで、本の内容を理解する速読能力と高い記憶力を持つ。 また、格言を口にしては、最後にその格言を残した偉人の名前をいちいち付け加える、特徴的な蘊蓄の披露の仕方をする。 ドラマ版では、希少な本を盗み出すことを狙う小悪党だったが、バットマンの派生作品の一つである「ハントレス」においては一転して凶悪化し、ニューヨークで百人以上の市民を手にかけた大量殺人鬼として登場した。 ドラマの翻訳版では意訳され、本虫という直球の呼び名をつけられていた。 ◇ドクター・ハート 本名サイモン・ハート。 催眠暗示や薬物を扱う技能を持ち、多くのヴィランを手下に使う不気味な男。 エル・ペニテンテという偽名も使っている。 その正体は、18世紀に生まれたブルースの父方の先祖、トーマス・ウェイン。 悪魔崇拝者であり、邪神バルバトスの召喚を試みた結果、超次元のモンスター、ハイパーアダプターに遭遇。その影響で長命となっていた。 ◇フラミンゴ 本名エドゥアルド・フラミンゴ。 ドクター・ハートの手下の一人。脳手術を施されて、良心や人間性を失った凶悪な殺し屋。主武器は鞭。 隠し持っている銃や愛用のバイク、小型ジェット機などの品々を全てピンク色に塗装している。 殺した相手の顔の皮を剥いで食べるという猟奇的な一面も持ち、「フェイス・イーター」とも呼ばれる。 ◇ブライト 本名デレク・パワーズ。 アニメシリーズ「バットマン・ザ・フューチャー」のオリジナルキャラだが、後にコミックにも登場している。 ブルースの会社を吸収合併して設立した大企業、ウェイン・パワーズ・エンタープライズ社のトップ。表向きは温厚に振る舞っているが、実態は短気で冷酷な死の商人であり、他国に兵器を輸出して荒稼ぎしている。 また同時に、ブルースの後を継いだ二代目バットマン=テリー・マクギニスの父を殺害した張本人。 バットマンとの戦いの最中、自身が開発した毒ガスを浴びてしまい、その治療のために放射線を浴びた結果、身体が発光して皮膚が透けた放射能人間となってしまう。それ以降は人工皮膚を纏うことで正体を隠している。 様々な形で放射線を撒き散らし、周囲の人間を被曝させるという極めて危険な能力を持つ。手から炎や電流を放つことも出来、それらも放射線を帯びている。 接近戦にも長けており、アニメシリーズに限定すれば最強クラスのヴィランとも言われている。 ◇デザイナー 本名不明。 パンチラインと同じく、クリエイターを一新した新シリーズで2020年から登場したヴィラン。様々な犯罪計画を作り出す犯罪プランナー。 頭部を覆う覆面の中央に「D」の文字をあしらい、大きなファーとマントの付いたコスチュームを着用している。 バットマンより前に活躍した「世界最高の探偵」の宿敵である伝説的ヴィランとされ、若き日のジョーカーやリドラー、ペンギン、キャットウーマンらにも関わりがあるという。 ■余談 バットマンシリーズの舞台であるゴッサム・シティはただでさえ犯罪と汚職が蔓延しているうえに、ちょっとしたきっかけで上に述べたようなヴィランたちが一斉にどったんばったん大騒ぎ犯罪活動を引き起こす街である。 バットマン無しではとっくに無法地帯と化していてもおかしくない正に魔境であり、メディアによっては本当にそのような状況になってしまったこともある。 尤もバットマンに挑戦するためにわざわざ犯罪を引き起こすような連中もいるため(ジョーカーとかリドラーとかジョーカーとかハッシュとか、それとジョーカーとかジョーカーとかジョーカーとか)、バットマンの存在そのものを疑問視する声も少なくない。 事実、ゲーム「ゴッサム・ナイツ」は、バットマンとジム・ゴードン本部長の死後のゴッサム・シティを舞台に、ナイトウィング、バットガール、ロビン、レッドフードの4人がアルフレッドと共に新たなゴッサムの守護者となるストーリーになっているが、バットマンが姿を消したせいか代表的なヴィランの大半が登場していない。 登場したのはバットマン個人に執着しているわけではないハーレイ・クインとミスター・フリーズ、長らく行方不明となっていたためにバットマンの死を知らなかったクレイフェイス、バットマンの死に関わったラーズ・アール・グールとタリア・アル・グールの5名と、影の同盟、梟の法廷のみ(ペンギンも登場するがバットマン・ファミリーの協力者としてである)。 しかし当然これでゴッサム・シティが平和になるはずもなく、バットマンに抑え込まれていた犯罪組織が次々に息を吹き返して街中で事件を起こし、ジム・ゴードンの活躍で鳴りを顰めていた汚職警官が活動を再開し、挙句の果てには街を舞台に影の同盟と梟の法廷が戦争をおっ始める有様となった。 一応バットマンに倒されたヴィランはアーカム・アサイラムに送り込まれて収監されはするのだが、あくまで「精神病院」であって刑務所(*2)ではない。 何しろどいつもこいつも狂っているため、責任能力ありとして実刑判決を下す事が出来ないのだ。 当然更生するような殊勝なヴィランはおらず、「どんな犯罪者であろうと殺さない」バットマン自身のルールもあって、遅かれ早かれ出所・脱走しては再び街で悪事を働き、それにバットマンが対処して……といういたちごっこになっているのが現状である。 それどころかエピソードによってはジョーカーに乗っ取られてヴィラン連合のアジトになってしまった事すらある。 ゴッサム・シティ(とバットマンの胃)の明日はどっちだ。 他にもこんなヴィランがいたよ! という方、追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゲームのアーカムのキラークロックはほのぼのクロックの思い出を完全に潰してくれる位に怖かったですね… -- 名無しさん (2019-05-26 16 14 46) ↑調度同じ時期に『ゴッサム・アカデミー』が翻訳されて、優しいキラークロック見たばっかりだった人も多かったそうな… -- 名無しさん (2019-05-26 19 03 12) forever evilは激アツだったなあ -- 名無しさん (2019-05-26 22 15 50) ラーズはダミアンの祖父。後……ヒットマン? -- 名無しさん (2019-05-27 09 26 07) ヘタなマイナーヴィランよりも、スーパーマンとの対決回数の方が多いような気がするのは他言無用だぞジム -- 名無しさん (2019-05-27 15 05 21) ブライトパワーズが最高でした -- 名無しさん (2019-05-28 02 24 04) ペンギン以外に正気を保ってるヴィランってこの中で何人だっけ? -- 名無しさん (2019-06-06 19 38 42) ↑ 暗殺者系と、外見が怪物系は正気なのでは? -- 名無しさん (2019-06-07 09 02 05) …町自体がこの体たらくだからあらゆる面にそれが感染し、映画「バットマンvsスーパーマン」でもゴッサムのラグビーチームはメトロポリス市のチームに連戦連敗しているって描写があったな(しかもその試合を呑気こいてみているゴッサム市警の警官達もたいがいだよ…)。 -- 名無しさん (2020-10-24 16 49 06) 個人的にはイヤーツーに出てきたリーパーが好き。映画でメインヴィランやってほしい。 -- 名無しさん (2021-03-23 06 46 23) この一覧に入ってない奴で覚えがあるのは、アーカムナイトに登場したディーコン・ブラックファイアぐらいかな? -- 名無しさん (2021-09-17 20 16 15) ちなみに、ハーレイ・クインとポイズン・アイビーの関係は今では明確に「恋人同士」となってる。 -- 名無しさん (2021-11-03 01 32 34) ↑へ…なにそれ… -- 名無しさん (2022-02-10 09 43 07) 歴史が長いから、際限なく増やせそう -- 名無しさん (2023-03-08 09 52 28) 名前 コメント
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バットマン 性別 男 武器 バッタラン スタンス ヒーロー ステータス 攻撃 7 防御 7 回避 7 精神力 10 情報 9 FS(FS名) 10 必殺技:ところで、これから90トンの岩石を頭の上に落そうと思うんだが、構わないだろうね 消費エネルギー:10 FSが自分より高いキャラクターを相手にする場合、消費エネルギーは1になる。 説明:必殺技に頼った戦いをしているヒーローの頭上にあらかじめ仕掛けて置いた90トンの岩石を落とし、戦略的な戦い方の重要性を体感させる。 特殊能力 「バットシグナル」 第一ターンに発動。 以後、毎ターン1つの作戦に対しこのキャラクターは妨害側として参加する。 作戦の妨害を行う場合、このキャラクターのシチュエーションボーナスは4として扱われる 手札 攻撃 攻撃 攻撃 防御 防御 防御 回避 回避 回避 必殺技 + 必殺技 キャラクター説明 極寒市かつての英雄。 一時期引退していたが、あいも変わらず犯罪の減らない極寒市の現状を憂い手復帰。 残念ながら能力は往年と比べて劣っているが、その意志は往年と比べても引けをとるものではない。
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今日 - 合計 - バットマン フォーエヴァーの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時20分07秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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登録日:2019/06/04 Tue 20 46 44 更新日:2022/06/15 Wed 11 46 51NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 BATMAN DCコミックス MARVEL The Punisher アメコミ クライムファイター クロスオーバー ジョン・ロミータ・ジュニア ジョーカー チャック・ディクソン デニス・オニール バットマン バリー・キットソン パニッシャー 蝙蝠 髑髏 『バットマン/パニッシャー(Batman/The Punisher)』は、95年にDC、MARVELから出版されたアメコミのミニシリーズ。 PUNISHMENT OF GOTHAMの副題が加えられている場合もある。 それぞれに同社を代表するタイトルの一つにして、クライムファイターの元祖にして不殺主義の誓いを貫くバットマンと、バットマン以来のクライムファイターの伝統を破り悪人を殺しまくる私刑執行人パニッシャーの邂逅を描いたクロスオーバー作品である。 最初はDCコミックスで前編が、次にMARVELコミックスで後編が出版された。 日本では96年に小学館プロダクションから両方を纏めた日本語版が発売されていた。 【解説】 作品自体は無難にまとまったオーソドックスなクロスオーバーだが、本作については以下の解説を知ることで味わいが増す。 スーパーヒーローの中でも普通の犯罪を相手にすることの多いヒーローをクライムファイターと言うが、その元祖にしてクライムファイターの定義を完成させたのがバットマンその人であり、別会社のスパイダーマンやデアデビルもバットマン的価値観の影響下にあることは否定出来ない事実である。 この、暗い闇を纏ったコスプレ蝙蝠男は年代毎に様々な姿を見せているが、明るい50年代を引き継ぎ、ドラマ版がバットマンを国民的キャラクターに押し上げた60年代が過ぎると、 70年代以降からはコミックスコードの見直しによる原点回帰を意識した展開によって、現在に続く、暗く、リアリティーを増した描写へと移行していった。 その中で、特にバットマンの属性として取り上げられる様になっていったのが、自分の両親の命を奪った犯罪を憎み、苛烈な仕置きをくだしながらも決して他者の命は奪わないという不殺主義の誓いであった。 初登場となった『Detective Comics』誌の最初期では普通に人を殺す描写もあったバットマンだったが、編集部の方針やロビンの登場もあって『Batman』誌の創刊前後には殺人を封印し、時代が進み出版を重ねる中でコミックスコードに縛られた時代を経たことや、 リアリティーを追及してバットマンというキャラクターを描いてみた結果、いつしか犯罪を憎むバットマンが人を殺すのはおかしい、という声が大きくなった。 そして、80年代までにはバットマンは人を殺さないというのが共通認識となる中で、86年に出版された『バットマン』の歴史上、最も影響力のあるタイトルにして、その後のバットマン像の礎となったフランク・ミラーの『バットマン ダークナイト・リターンズ』=DKRでも不殺主義の誓いは明確に記述された。(*1) そして、必然的にDKRの影響下におかれた再リブートに於いて、不殺主義はバットマンの誕生以来の属性として、最初から注目されるものの一つとなった。 一方で、現実世界が凶悪犯罪の増加に悩まされるようになると、バットマン以下のクライムファイター達の行動について「リアリティーがない」とか、または「生ぬるい」という過激な批判の声も上がったのである。 ……そして、このバットマンの不殺主義の誓いは『DKR』以降、間もなく最大の試練を迎えることになる。 それは、パートナーであるロビンの死である。 ここでも、ミラーの『DKR』内の僅かな描写が影響したと言われる生死を問う読者投票に於いて、僅差ながら1983年にデビューしたばかりだった2代目ロビンのジェイソン・トッドが死ぬことが決定され、ロビンはバットマン最大の宿敵ジョーカーに惨たらしく痛めつけられた末に爆殺される。 この暴虐に際してバットマンは、それでもジョーカーを殺さなかった。 ここで、バットマンの不殺の誓いの重さは侵されざる聖域として刻まれたと言っていい。 ……その一方で、1974年に最初は『AMAZING SPIDER-MAN』誌にて、非難される立場の悪役として登場し、1986年の個人誌の獲得以降、上記のクライムファイターの欺瞞を嘲笑うかの様にヒーローでありながら悪人を殺しまくってきたのがパニッシャーことフランク・キャッスルであった。 この、髑髏をシンボルとした型破りなヒーローもまた、家族を暗黒街に奪われた過去を持つが、悩みながらも自らが恐怖の象徴となることで長い視点で犯罪を壊滅させようとするバットマンに対して、パニッシャーは敵対した犯罪者を容赦なく瞬時に断罪して射殺し、或いは惨たらしい私刑を加える。 最早、ヴィジランテとすら呼べない危険な男は、しかし犯罪増加に悩むアメリカ社会に於いて予想以上に読者の支持を集め、声なき声を代弁する人気キャラクターとして成長を遂げた。 そして、このパニッシャーの在り方はメタ的な意味でヒーローの在り方、特にバットマン以来のクライムファイターの在り方を揺さぶった。 その影響は『バットマン』にも及び、犯罪描写は偏執的で残酷になった。 そして、バットマンはそれらの凶悪犯罪に対して戦士としての本能を以て立ち向かいながらも、ギリギリの所でヒーローとしての矜持を守る。 この、90年代からの価値観の変化については80年代後半のミラーやムーアの示した方向のみならず(*2)『パニッシャー』の影響が大きいことは否めない事実であり、つまり、このミニシリーズはクライムファイターの定義者と変革者によるイデオロギーの対決となったのである。 また、特に『バットマン』側にとって、このミニシリーズはブルース・ウェインの復活を初め、非常に重要なイベントが目白押しとなったエピソードと絡めさせられたのも特筆すべきポイントである。 【物語】 DC ライター デニス・オニール アート バリー・キットソン 聖デュマ騎士団の一子相伝の暗殺者、復讐の天使アズラエルこと、二代目バットマンとなったジャン=ポール・ヴァレーは自らを責め苛む聖デュマの幻影に悩まされていた。 友情に従いバットマンの名を引き継いだヴァレーだったが、予想以上に重いバットマンとしての使命は知らず知らずにヴァレーの心を病ませ、かつて施された秘儀によって己の内に刻まれた聖デュマ騎士団の使命……凡ての罪人を区別なく断罪すべしという、バットマンの在り方とは反する復讐者としての行動をヴァレーに迫らせていたのだ。 悩むヴァレーだったが、バットケイヴに入ってきた国防省の秘密暗号から新型ロケット燃料がゴッサムの大物ギャングで実業家のトニー・ブレッシと繋がりのあるカス・ライマーによる犯行の可能性が高いということを知ったヴァレーは、悩みを振り切るように聖デュマの下僕たるバットマンとして飛び出していくのだった。 …一方、ニューヨークから宿敵ジグソーを追ってきた危険な男、フランク・キャッスルことパニッシャーもまた、一暴れを始めていたが、実は事件の黒幕は当のジグソーであった。 キャッスルの動きを掴んでいたジグソーは、自分達が待ち合わせに使っていた教会に罠を仕掛け、やって来たパニッシャーの身動きを取れなくして火の海に包むことに成功するが、やって来たバットマン=ヴァレーに救出される。 一時的に手を組むことにしたヴァレーとキャッスルだったが、ジグソーの姿を求めるキャッスルはあっという間に姿を消してしまう。 悩むヴァレーだったが、幻影の導きとバットモービルのデータベースからジグソーがブレッシに成り代わったことを推察すると、遂にライマーの身柄も確保する。 ライマーから新型ロケット燃料によるゴッサム貯水池を利用した炎上計画を知ったヴァレーはこれを食い止める。 一方、ヴァレーの行動から遂にジグソーと遭遇したキャッスルは争いの果てにジグソーを突き落とすが、これをヴァレーが救出。 ヴァレーとキャッスルの争いが始まり、初めて目の当たりにするバットマンへの畏怖に気圧されながらも、経験による戦闘技術の差で、バットマンの装備を逆利用してヴァレーの目眩ましをしたキャッスルは姿を消す。 ヴァレーが気づいた時にはキャッスルは勿論、ジグソーまでもが自らの行動の手助けをしていたジョーカーによって救い出されて姿を消していた。 苦い敗北……バットマンとしても聖デュマの下僕としても力不足を痛感したヴァレーは、更に深い心の闇に囚われていくのだった。 【登場人物】 パニッシャー/フランク・キャッスル ニューヨークを拠点としているアンチヒーロー。 宿敵ジグソーを追い、更に酷いゴミ溜めであるゴッサムまでやって来る。 一応、他のヒーローのことは自分と同じ側だと考えていることがヴァレーへの態度からも窺える。 若く、経験の浅いヴァレーが変身していたことからバットマンの実力を侮っていたが……。 二代目バットマン/アズラエル/ジャン=ポール・ヴァレー “バットマン・アズラエル”と紹介されている場合もある。 後に単なるアズラエルのコードネームでバットマンファミリーに加えられていた。 父親に替わり、聖デュマ騎士団の暗殺者アズラエルとなった若者で、バットマンことブルース・ウェインがベインに背骨を折られてリタイアした後に、新たなバットマンとなって、様々な新機能を搭載したスーツでベインを倒して使命を引き継いだ。 しかし、経験不足と聖デュマ騎士団の秘儀によって仕込まれた洗脳の影響からか幻影に悩まされる等、精神を疲弊していき、遂にはブルースが去った後も残ってくれていたロビン(ティム・ドレイク)とも袂を分かち孤立していた時期だった。 今回の事件ではパニッシャーにも敗れ、いよいよ精神の均衡を無くしたヴァレーは、遂に殺人をも犯すことになるが復活したブルースに敗れることで救われ洗脳からも脱した。 ジグソー その名の様に顔面がツギハギだらけに刻まれた暗黒街の大物。 パニッシャーの宿敵で、嘗ては三下だったがパニッシャーに傷つけられた顔面の借りを返すのを糧にのし上がった。 外様のジグソーがゴッサムでデカい顔をしていたのには、あのピエロが関わっていた。 MARVEL ライター チャック・ディクソン アート ジョン・ロミータJr. 【物語】 キャッスルとヴァレーの邂逅から数ヵ月後……一向に戻ってこない所か、ゴッサムで大規模なギャング同士の抗争を仕掛けたジグソーを止めるべく、再びキャッスル=パニッシャーがやって来た。 早速、対立するギャングの双方に攻撃を仕掛けるキャッスルだったが、そこにやって来たのはバットマンだった。 以前のようにあしらおうとしたキャッスルだったが本物のバットマンは手強く、逆にあしらわれるが偶然を利用して逃げ出すのだった。 その頃、パニッシャーの再来を知って怒りに燃えていたのがジグソー。 そして……黒幕のジョーカー! ジョーカーは新しい玩具として、ジグソーに天下を取らせる大々的なゲームを行っていたのだ。 そんなジョーカー達の次の標的は大物ギャングのジミー・ナバロン。 手を組むと言いつつ、パニッシャーの乱入もあってジョーカーの思惑通りに全面抗争に発展した場に介入したバットマンの活躍もあって、次々と倒れていくギャング達。 そして、バットマンがジグソーを押さえる中で逃げるジョーカーを追ったキャッスルはジョーカーに翻弄されるも、路地裏でバナナの皮で滑った所で追い付き、遂にジョーカーに止めを刺せるチャンスを迎えるのだった。 しかし、そこに現れたバットマンはパニッシャーと対峙……何とジョーカーを逃がす。 同じ過去のトラウマを抱えながらも、決してキャッスルのやり方を認めないブルースは、一発だけ殴らせた後はパニッシャーを翻弄し、次に来た時には監獄かアーカム送りにしてやると告げる。 結局、解り合うことの出来なかった二人の戦士は、それぞれの戦場へと戻っていくのであった。 【登場人物】 バットマン/ブルース・ウェイン 復活した闇の騎士。 使命に押し潰されたヴァレーを救った後、自らもロビン、アルフレッドと共に戦場に帰還する。 完全に力を取り戻したようで、二度の直接対決では銃器を使っていなかったとはいえ、何れもパニッシャーを圧倒していた。 パニッシャー/フランク・キャッスル 協力者で凄腕ハッカーのマイクロと共に再びゴッサムにやって来て、本物のバットマンと対峙し、最後には両者の見解の相違が浮き彫りに。 心情的にはヒーロー側なのが余計に切ない。 ロビン/ティム・ドレイク ブルースの復帰と共に此方も帰ってきた三代目。 ナバロンの使っているシステムをハッキングしていた所、同じくハッキングしていたマイクロに掴まり、バットケイヴのメインシステムに侵入されそうな危機を見事な知略で乗り切る。 ジグソー ジョーカーに紹介されたゴッサム一の美容整形外科医によって、骨格まで変わってそうなイケメンに生まれ変わるが、その後の戦闘で前よりも酷い顔にされてしまう。 ジョーカー 実は、全ての騒動の元凶だった暗黒街の道化王子。 ジグソーがゴッサムを獲れるか、というゲームの為に血で血を洗う抗争劇をプロデュース。 パニッシャーとの追跡劇では、短い場面ながら心理面でもネチネチと追い詰める周到さを見せた。 愛しのダーリンの中身が変わっていたのに気づいていたかは不明だが、しばらく大人しかった模様。 追記修正は蝙蝠か髑髏か、支持を決めてからお願い致します。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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バットマン 【ばっとまん】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 2MbitROMカートリッジ 発売・開発元 サンソフト 発売日 1989年12月22日 定価 6,200円(税別) 判定 良作 バットマンシリーズリンク 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 今作は映画『バットマン』(*1)を元に作られたゲームである。ちなみに発売日はあの『悪魔城伝説』と同じである。 ストーリー 「バットマン…月夜に悪魔と踊ったことがあるか?」 欲望渦巻く、犯罪都市ゴッサム・シティの人々に闇の支配者、ジョーカーの魔手がのびる……。 消息を絶ったビッキーを助け出し、宿敵・ジョーカーを倒せ!! 特徴 3つの武器と三角ジャンプを駆使してジョーカーを倒しに行くのが目的。 十字キー+ABセレクトで操作。各種ボタンはジャンプと攻撃の2つ。 Bボタンを押すと基本攻撃のパンチを繰り出せる他、道中で獲得出来る武器パワーアイテムを消費する事で「バットラング」「ガン」「ダーク(手裏剣)」の3種類の特殊武器を使用する事が可能。ちなみに武器はセレクトボタンで切り替えられる。 Aボタンはジャンプ。壁に向かってジャンプすると「三角ジャンプ」を行う事が出来、方向キーとAで壁に張り付き飛び移る。 ジャンプ中は空中制御が効かず、空中を移動する際には壁はりつきの組み合わせで移動する場面も多い。 ステージは全5面。いずれのステージもボスが待ち受ける。 評価点 綺麗なグラフィック とても渋くて格好良く、映画の世界観に良く表現している。 特にタイトル画面とデモムービーのグラフィックはファミコンとは思えないほど。 完成度の高いアクション 操作感は良好で滑らかに動き、プレイヤーが出来るアクションも非常に多く自由度が高い。 難易度が高く不条理と言うほどではない死に覚えゲーなのでやり応えがある。 ステージマップも敵配置が巧みで攻略する面白さがある。本作のステージは基本的に入り組んでいるが、三角ジャンプの面白さを十二分に生かした構成になっていて、ショートカットを見つけ出したりと遊び方も豊富。 本作には「穴」の概念が無く即死ポイントに相当するトラップは全て「ダメージ床」で統一されている。要するに本作では「穴に落ちて即死」というアクションゲームにありがちなミスが存在しない。「トラップを喰らった際の無敵時間で無理矢理難所を突破する」という芸当も可能。 無限コンテニューの採用や、武器のパワーアップの概念も無いので、途中で諦めなければ必ず最終ボスまでたどり着けるバランス。 ファミコン後期のサンソフトらしい高レベルなBGM 残念ながら原作の楽曲は使用されず、ダークさに定評のあるティム・バートン作品らしからぬ明るさの曲調の楽曲が中心。だが曲自体はいずれもハイレベルで、近い時期に発売された『グレムリン2 新・種・誕・生』や『raf WORLD』と負けず劣らずと言える。 特に2、5面BGMは哀愁漂うメロディで、本作を象徴するどころか数あるファミコン音楽の中でも人気が高い。海外版では1面と使用ステージが逆転していることから、本来の1面BGMを差し置いて実質本作のメインテーマ曲にも当たる。 賛否両論点 敵キャラクターについて 本作の敵キャラクターは原作に登場しないオリジナルが多いが、いずれのキャラデザも機械的でダークなバートン版バットマンの世界観とはミスマッチ。 もっとも、これはキャラゲーではありがちな点ではある。 問題点 概ね映画と同じ流れだが何故かビッキーが登場しない。説明書のあらすじには登場しているのに。 どうやら製品版では場面がいくつかカットされているらしいhttp //www.youtube.com/watch?v=aK37g4YWQXE 高い難易度 今作は覚えゲーだが、覚えても難易度が高く厳しい。 ライフ制なのにライフ回復アイテムが滅多に出ない事や敵やボスが強い事が関係している。 加えて、ボス戦で武器パワーが減少すると回復が不可能な点も難易度の高さに拍車を掛けていて、最終ステージでの問題(後述)にも繋がっている。 一応、全ステージにアイテム集めのためのポイントが用意されているのが救い。 最終ステージは、ステージボスとラスボスの連戦なのだが、どちらも、こんなのを連戦にしていいのか、というくらい強い。ステージボスを倒しても、ラスボス戦では回復するのはライフ(しかも4メモリ)だけで、武器パワーは減ったまま。たとえ武器パワーが満タンでも、連戦となると足りなくなることもある。しかも、負けると、武器パワーが減ったままで再戦になるため、ほぼパンチで戦うはめになり、勝ち目はほとんど無くなる。 残機が一切増えない。つまり、コンティニューがあるとはいえ、最初の3機でずっと進まなければならない。 このゲームでは、一定スコアで残機アップ、なんてシステムが存在しないため、スコアに意味がほぼ無い。1000点のB(ボーナス)アイテムも同様。 総評 今作はキャラゲーではあるがファミコン後期のサンソフトらしくグラフィック、アクション、BGM等が高いレベルにまとまった、完成度の高いゲームになっている。 ファミコンのアクションゲームの中でも傑作と呼べる一本である。 余談 これまでオリジナルタイトルを展開してきたサンソフトにとって初めてのキャラゲーである。 日本では海外映画のキャラゲーということもありややマイナーな存在だが、北米では映画のヒットを背景にミリオンセラーを達成した。 その後の展開 本作で味を占めた結果なのか、発売元のサン電子はバットマンのキャラゲーを量産する事になった。以下概要。 『ダイナマイトバットマン』 FC版バットマンの直接の続編となる作品。前作とは打って変わって『ロックマン』に近いタイプのアクションシューティングに変更されている。 こちらは海外のみマルチハード展開が行われていたらしく、SNES版は開発中止になったものの、ジェネシス(海外MD)版は無事に発売された。 『バットマン』 バットマンゲーの殆どが横スクロールでリリースされていた最中に、何故か縦スクロールのドットイートゲームで発売された一作。ちなみに発表当初は他機種同様横スクロールになる予定だった模様。